「カラーストーリー アドミオ」を使ってみたいんだけど、シャンプーとしてはどうですか?おすすめポイントとかある?
こういった疑問にお答えしていきます。
カラーストーリー アドミオのシャンプー&トリートメントのレビュー
サロン専売品として有名なブランドでもある「ARIMINO(アリミノ)」。とくに香りのいいスタイリング剤などが認知度が高いですが、シャンプーなどヘアケアもさまざまなラインナップが揃っています。
その中の「カラーストーリー アドミオ」シリーズ。

今回紹介する「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」でケアすることで、髪への負担や色落ちを抑えながらなめらかで、色艶のある髪を保ちます。

きし
ヘアカラーとの相性が良いアイテムになっています。ヘアカラーの色持ちやダメージのケアができます
そんなサロン専売シャンプーでもあるARIMINOのカラーストーリーシリーズを使おうか悩んでいる方のために使用感などをまとめてみました。
- アドミオを選ぶポイント
- アドミオのおすすめポイント
- 実際に「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」を使ってみたレビュー
タップできる目次
実際に「カラーストーリー アドミオ」のシャンプー&トリートメントを使ってみた


きし
実際に、カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプーを使ってみました。ARIMINOのカラー剤「アドミオ」と組み合わせることができるヘアケアアイテムです。
カラーストーリー アドミオ
ARIMINO

シリコン オーガニック ボタニカル 炭酸
カラーストーリーは、ヘアカラーの退色を防ぐためのシャンプー&トリートメントとなっているとされています。そんな退色を少しでも防ぐために、酸性染料がはがれにくい髪の性質にしてくれるアイテムが「カラーストーリー」です。
このラインナップは一種類の使いやすいタイプです。酸性用にはアシッドカラータイプがあります。

つま
絶対に退色をさせないというものではないですが、低pH設定のシャンプーで髪を酸性に保ち、酸性カラーの退色を抑えることができる貴重なアイテムとなります。
酸性カラー版としては、カラーストーリーモイストもレビューしているので合わせてご覧ください。
関連記事▶ARIMINOの「カラーストーリー」のシャンプーを美容師が実際に使ったレビュー記事
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なシャンプーだと仕上がりがえらいことになったりもします。
ということで実際に見ていきます。
マットな質感なボトルデザイン

まずは、ボトルですが、グレーをベースにしたシックな色合い。
女性だけでなく男性にも使いやすいシャンプーだと思います。

今回のレビュー用にと発注したのですが、3日用のサンプル(40g)を間違えて購入してしまいました。
この他にはポンプ式(680g)となります。極端なサイズ感は少し不便。

3日用とはいえ、安定感はあり、しっかりとした重みがあります。

トリートメントはチューブ式でシャンプーとの違いが分かりやすいので、使いやすいです。

こちらも、3日用とは思えないクオリティ。サンプルにも使えるし、旅行・銭湯用にもバッチリのサイズ感です。
アドミオの成分構成
シャンプー成分
水、ラウレス硫酸Na、DPG、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウレス-6酢酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ユーカリ葉エキス、グリチルリチン酸2K、クエン酸、クエン酸Na、ココイルアルギニンエチルPCA、ラウロイルグルタミン酸TEA、BG、PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油、ココイルイセチオン酸Na、コカミドメチルMEA、ポリクオタニウム-10、塩化Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
トリートメント成分
水、セタノール、ステアリルアルコール、マカデミアナッツ油、ステアルトリモニウムクロリド、アモジメチコン、ジメチコン、ユーカリ葉エキス、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、クエン酸、クエン酸Na、クオタニウム-33、トコフェロール、BG、グリセリン、ジココジモニウムクロリド、乳酸、エタノール、イソプロパノール、フェノキシエタノール、香料
次に成分を見ていくと、ラウレス硫酸Na、DPG、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウレス-6酢酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naというような洗浄成分となっていて、残念ながら脱脂力が超強いシャンプーとなっています。
やはり、この中にあるラウレス硫酸Naとオレフィンの2つが構成されているのは、かなりきつい。
ラウレス硫酸Naとオレフィンと、危険性のある洗浄成分2トップを構成しているため、さすがにその後にあるユーカリ葉エキス、グリチルリチン酸2K、ココイルアルギニンエチルPCA、ラウロイルグルタミン酸TEA、PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油、などの美容成分は台無しにしているという印象を受けます。
なぜ、このシャンプーはカラー用なのか、それどころか強すぎる脱脂力で逆に退色の原因にもなりえるほどのシャンプーだと感じます。
さらに、コンディショナー成分もあまり入っていないため、パッとしないどころか、非常に残念な仕上がりになっています。
酸性カラー用のカラーストーリーモイストも同じような仕上がりになっているので、どちらも使うことをおすすめしない内容になっています。
関連記事▶ARIMINOの「カラーストーリー」のシャンプーを美容師が実際に使ったレビュー記事
と、このあたりにして、成分だけでなく使用感を見ていくために、実際にシャンプーを使っていきます。
使いやすい使用感
- STEP
香りや印象など
- STEP
シャンプーの泡立ち
- STEP
シャンプーの使用感
- STEP
トリートメントの使用感
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- なし
残念- 脱脂力が強すぎる
- 使用感が悪すぎる
- この内容だとコスパが悪すぎる
個人的にはこんな感じに。
偏ったスペックのシャンプー
なんと言っても、脱脂力が強すぎるの一言に尽きます。
上でも話ましたが、ラウレス硫酸Naとオレフィンと、危険性のある洗浄成分2トップを構成しているため、頭皮が乾燥しているのがリアルに感じれるほどの洗浄力。
さすがに美容成分を多少構成しているぐらいでは、もはや意味をなさない状態に。
強すぎる脱脂力のせいで、カラーの退色は逆に早まりそう。

きし
非常に残念な品質で、これだとサロン専売なのに市販シャンプーにも見劣りするぐらいです。
この内容で、シャンプー(680ml)とトリートメントそれぞれで3000円ほどするので、コスパは良いのか悪いのか、もはや使う意味を探すのが大変です。
少し酷評になりましたが、貴重な「ヘアカラーと合わせれるシャンプー」というアプローチができるアイテムだっただけに期待していたので、非常に残念な結果となりました。
実際に「カラーストーリー モイストシャンプー」も使ってみた
カラーストーリー モイスト
ARIMINO

シリコン オーガニック ボタニカル 炭酸

きし
今回の記事では、実際に「カラーストレート モイストシャンプーとトリートメント」を使用していきます。
このアイテムはノーマルタイプと、ライトタイプの2種類から選びます。今回は”しっとり”するノーマルタイプをチョイスしました。

つま
カラーストーリーは、アシッドカラー(酸性カラー)の退色を防ぐためのシャンプー&トリートメントとなっているとされています。
酸性カラーとは、「マニキュア」のことです。
関連記事:【ヘアマニキュア】美容師が教える酸性カラーの特徴とメリット・デメリットまとめ
マニキュアは別記事にまとめているので、省きますが酸性カラーは酸性染料を吸着させているだけで、シャンプーやトリートメントのもつコンディショニング成分によって、染料が引き剥がされてしまうことが退色の原因になっていました。
そんな退色を少しでも防ぐために、酸性染料がはがれにくい髪の性質にしてくれるアイテムが「カラーストーリー」です。
絶対に退色をさせないというものではないですが、低pH設定のシャンプーで髪を酸性に保ち、酸性カラーの退色を抑えることができる貴重なアイテムとなります。
ヘアカラー版としては、カラーストーリーアドミオもレビューしているので合わせてご覧ください。
関連記事:「カラーストーリー アドミオ」のシャンプーを美容師が実際に使ったレビュー記事
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なシャンプーだと仕上がりがえらいことになったりもします。
ということで、実際にアイテムを見ていきます。
細身の手に馴染むフォルム

まずは、シャンプーボトルを見ていくと、特徴的なフォルムで、横広で細長いデザイン。

かと言って、不安定なものではなく、安定感と高級感もあるので好印象です。

これぐらいのサイズ感なので、片手で持つのもストレスがないです。

少しシャンプーを出すフタは固めですが、すぐ慣れてくるのかな、というぐらいの感じです。

本来は、カラーストーリーのコンディショナーがありますが、今回は「iトリートメント」を採用しました。

デザインも少し違いますが、合わせることは十分可能なチューブ式トリートメント。ライトグリーンが特徴的です。
カラーストーリーの成分構成
シャンプー成分
水、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドメチルMEA、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、アルゲエキス、センブリエキス、テオプログランジフロルム種子脂、ポリクオタニウム-10、BG、エタノール、塩化Na、安息香酸Na、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、EDTA-2Na、メチルパラベン、香料
トリートメント成分
水、セタノール、ジメチコン、ホホバ油、セトリモニウムプロリド、コハク酸ジオクチル、テトライソステアリン酸ベンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、Rローズヒップ油、ハチミツ、加水分解ダイズタンパク、ユーカリエキス、アルゲエキス、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ジステアリルジモニウムクロリド、クエン酸、クエン酸Na、グリセリン、BG、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、ラウレス-23、ラウレス-4、エタノール、トコフェロール、イソプロパノール、メチルパラベン、プチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
次に、成分を見ていくと、サロン専売品と思えないような脱脂力が強いだけのシャンプー。
ラウレス硫酸Naとオレフィンと、危険性のある洗浄成分2トップを構成しているため、さすがにアルゲエキスやセンブリエキス、テオプログランジフロルム種子脂などの美容成分は台無しにしているという印象を受けます。
なぜ、このシャンプーはカラー用なのか、それどころか強すぎる脱脂力で逆に退色の原因にもなりえるほどのシャンプーだと感じます。
さらに、酸性にするためにあまりコンディショナー成分を使っていないために、さらに残念な構成になっています。
トリートメントに関しては、シャンプーに比べて幾分か良いですが、それでもこのシャンプーの構成を考えると不安を感じます。
実際に内容を見てみると、安価な構成になっていますので。
と、実際に使ってみたいと分からないので、本題でもある使用感を見ていきます。
少し脱脂力が強め
- STEP
香りや印象など
- STEP
シャンプーの泡立ち
- STEP
シャンプーの使用感
- STEP
トリートメントの使用感
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- なし
残念- 脱脂力が強い
- 使用感も悪い
- コスパも微妙
個人的にはこんな感じに。
使いづらさが目立つカラー用のシャンプー
ヘアカラー用のシャンプーではあるものの、基本的には使いづらさの方が目立つアイテムになっています。使う時には注意が必要。
なんと言っても、脱脂力が強すぎるの一言に尽きます。
上でも話ましたが、ラウレス硫酸Naとオレフィンと、危険性のある洗浄成分2トップを構成しているため、頭皮が乾燥しているのがリアルに感じれるほどの洗浄力。
さすがに美容成分を多少構成しているぐらいでは、もはや意味をなさない状態に。
これでは酸性状態にもっていくことができたとしても、強すぎる脱脂力のせいで、カラーの退色は逆に早まりそう。

きし
非常に残念な品質で、これだとサロン専売なのに市販シャンプーにも見劣りするぐらいです。
この内容で、シャンプー&トリートメントで3000円ほどするので、もはや使う意味を探すのが大変です。
少し酷評になりましたが、貴重な「酸性カラーと合わせれるシャンプー」というアプローチができるアイテムだっただけに期待していたので、非常に残念な結果となりました。
終わりに…

今回の記事では、「カラーストーリー アドミオ カラーケアシャンプー」について書きました。

きし
カラーストーリーを実際に使ってみた印象は、非常に残念な結果となり、個人的にもしこのシャンプーを使う人がいたら全力でストップをかけます。
カラーストーリーのアシッドタイプと似たようなレビューになりましたが、結論としは、絶対に使うことはやめたほうがいい脱脂力の強めなシャンプーとなります。
少し酷評にはなりましたが、実際に使用してみた上で、自分たちの知識や経験に基づいてまとめています。
あくまでも、私達が実際に使用して、美容師としての知識と経験を活かして判断した個人的主観に基づいての意見なります。

つま
使う前の参考にしてください。
最後に100個以上のシャンプーを使用してきたぼく達が、本当に役立つサロン専売シャンプーをランキングにまとめてみました。
基本的には女性におすすめする(もちろん男性にも使えます)ということで、
- 実際の使用感(ロングヘアにも可)
- 保湿力&補修力重視
- ダメージヘアなどさまざまなトラブルを改善できる
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでシャンプーを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。