今回紹介する「アハロバター リッチモイスト バターとメープルシロップのモコモコ泡のシャンプー」は、植物由来のクレンジング成分や洗浄成分配合で、豊かな泡立ちで優しく汚れを落とします。

このアイテムは、地肌のケアをしながら頭皮環境も整える「りんご幹細胞エキス」配合しているので、とても優しい使用感です。


- バランスの良い使用感
- 香りもバツグン
- マイルドな洗浄性
- コストが高い
- 全体的にやや中途半端な感じもする
「AHALO BUTTER リッチモイスト バターとメープルシロップのモコモコ泡」の特徴





今回の記事では、アハロバターのシャンプー&トリートメントを実際に使ってレビューしていきます。



「濃密バターでもっとうるおう」というのがコンセプトになってる、6種類のバター配合のシャンプーです。
アハロバターのポイントとなるのが、なんと言っても6種類の濃密なボタニカルバター成分です。
- シアバター
- カカオバター
- ホホババター
- マンゴーバター
- ムルムルバター
- クプアスバター
これらが配合されており、体温でとろける植物性のバターでどんなキューティクルも優しく保湿しながら、艶髪に導いてくれるとのことです。以前にご紹介したアミノメイソンも、市販品では使用感はかなりよかったので期待できます。
アミノ酸でできた洗浄成分で作られていて、ノンシリコンですがオイルもシャンプーで10種類、トリートメントで12種類と贅沢に配合されているので、髪にも頭皮にも優しい処方になっています。
ボトルのデザインやフォルムについて
丸みがあって女性が好きそうなデザインで、パッケージもお洒落でいい感じです。ボタニカルということでハートの形の木と、リスが描かれています。高さは低めで安定感があるので、使っていて倒れたりなどのストレスが無さそう。
ノズルの幅も広くて使いやすそうで、お洒落さと機能的なシンプルさも兼ね備えてて好印象。合成着色料は不使用ですが、配合されているバターやオイルの色なのか薄いクリーム色。900円とそんなに高くはないですが、安っぽさはないのでいい感じです。
成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドMEA、カカオ脂、シア脂、アストロカリウムムルムル種子脂、テオブロマグランジフロルム種子脂、ホホバ脂、アフリカマンゴノキ核脂、アーモンド油、アルガニアスピノサ核油、アボカド油、マカデミア種子油、オレンジ油、マンゴー種子油、ククイナッツ油、ヤシ油、サトウカエデ樹液、ヒマワリ種子油、スクワラン、ハチミツ、サピンヅストリホリアツス果実エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、アサイヤシ果実エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、ガーデニアタイテンシス花エキス、メドウフォーム-δ-ラクトン、クエン酸Na、クエン酸、安息香酸Na、ポリクオタニウム-10、BG、オクチルドデカノール、ココイルグルタミン酸TEA、水添ココグリセリル、塩化Na、キサンタンガム、グリセリン、トコフェロール、レチシン、ソルビン酸K、EDTA-2Na、PPG-7、フェノキシエタノール、香料
トリートメント
水、ステアリルアルコール、ジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、イソノナン酸イソノニル、シア脂、カカオ脂、ホホバ脂、アストロカリウムムルムル種子脂、テオブロマグランジフロルム種子脂、アフリカマンゴノキ核脂、ホホバ種子脂、アボカド油、ヤシ油、アーモンド油、アルガニアスピノサ核油、カニナバラ果実油、バオバブ種子油、オリーブ果実油、マンゴー種子油、マカデミア種子油、ククイナッツ油、クダモノトケイソウ種子油、ヒマワリ種子油、スクワラン、ハチミツ、ヨーグルト液(牛乳)、加水分解ケラチン(羊毛)、アサイヤシ果実エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、セイヨウナシ枝エキス、カミツレ花エキス、ガーデニアタイテンシス花エキス、アルギニン、グルタミン酸、システイン、セリン、クエン酸、メドウフォーム-δ-ラクトン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、トコフェロール、アモジメチコン、オクチルドデカノール、シクロヘキサン-1,4-ジカルボ酸ビスエトキシジグリコール、ソルビン酸K、水添ココグリセリル、安息香酸Na、ジパルミチン酸アスコルビル、ヒドロキシエチルセルロース、ペンレチングリコール、セテス-20、変性アルコール、フェノキシエタノール、BG、香料
次に成分を見ていきます。
まずシャンプーの洗浄成分には、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEAと非常にマイルドな洗浄成分が並びます。しかし、これでは洗浄力が足りないので、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naで脱脂力と泡立ちを良くしているのかなという印象。
ヤシ油由来の洗浄成分ですので、ラウリル硫酸Naなどの石油系界面活性剤に比べて、肌への刺激も優しくなっています。頭皮への刺激も考慮しながらも、余分な皮脂は落ちるように処方された洗浄成分で、使用感もよくなるような構成になっているのは好印象です。
そして、コカミドMEA(起泡剤)のあとには、コカミドMEA、カカオ脂、シア脂、アストロカリウムムルムル種子脂、テオブロマグランジフロルム種子脂、ホホバ脂、アフリカマンゴノキ核脂、アーモンド油…と書ききれない程の様々な保湿成分がしっかり配合されており、シャンプーの時点からしっとりまとまる使用感が予想されます。
加えて、メドウフォーム-δ-ラクトンという、ダメージした髪のハリ・コシもアップさせる成分も配合されているのでかなり好印象なシャンプーです。
一方でトリートメントは、ステアリルアルコール、ジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリンと保湿はしてくれるものの、少し物足りないスタートになっています。
とはいえ、他の油分と相性のいい、イソノナン酸イソノニルから始まり、シア脂、カカオ脂、ホホバ脂、アストロカリウムムルムル種子脂、テオブロマグランジフロルム種子脂、アフリカマンゴノキ核脂、ホホバ種子脂…とシャンプーよりさらに他種類のオイルや保湿成分が配合されていて、加水分解ケラチン(羊毛)、メドウフォーム-δ-ラクトンと、ダメージで弱った髪を補強する成分で構成されており、スタートの物足りなさを十分補える内容になっています。



洗浄成分構成もよく、保湿成分もたっぷり配合されているので、市販ではかなり優秀なアイテムと言えます。
ということで実際に使ってみて使用感を見ていきます。
シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
髪や頭皮への使用感
レビューまとめ
- 女性向きでマイルドな洗浄力
- ふんだんに配合された保湿成分
- この内容で1000円未満は破格のコスパ
- オイリー肌の人には、脱脂力が物足りないかも
- 価格的には十分ですが、トリートメントの質感がもう一歩あればなと残念
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
市販のシャンプー&トリートメントとしては、かなりおすすめで成分的にも使用感はトップクラスの品質のアイテムでした。実際に使ってみたところ、市販品のなかで抜群の性能のアイテムでした。
使ってみて指通りのよさや、しっとりした保湿感十分に感じられますし、乾かした後もふとした瞬間にいい香りがして女性にオススメしたい内容になっています。
市販品なので入手もしやすく、この内容で両方合わせて2000円しないのは破格の内容となっています。
加えて、マイルドな洗浄力のシャンプーなので、女性はもちろん頭皮が敏感な方には使える内容になっています。



皮膚への刺激も少なく、多くの女性から男性に使ってみてもらいたいアイテムでした。すっきりとした爽快感こそないシャンプーですが、それでも頭皮の乾燥することはないため男性にも十分におすすめできる内容です。
マイルドな洗浄感は、脂漏性の頭皮や男性におすすめできないと一般の方は思いがちですが、実のところ原因には皮脂のとりすぎ(爽快感や脱脂力)があげられるため、そういった意味でもこのシャンプーはかなりおすすめできる内容になっています。
シャンプーの効果的な使い方


ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング


シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)


- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる


- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう


実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に


水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ


トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「アハロバター リッチモイスト バターとメープルシロップのモコモコ泡のシャンプー&トリートメント」について書きました。



実際に使ってみた感想としては使用感もかなりよく、市販のシャンプーに迷ったら一度は使ってみてほしいアイテムでした。
スペック
製品名 | アハロバターリッチモイストシャンプー |
商品区分 | シャンプー・トリートメント |
容量 | 500ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、 |
香り | ブロッサムブーケ |
生産 | 日本 |
メーカー | ステラシード |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
コメント