「and and」を使ってみたいんだけど、シャンプーとしてはどうですか?おすすめポイントとかある?
こういった疑問にお答えしていきます。
and andのシャンプー&トリートメントのレビュー
化粧品、スキン・ヘアケア、ヘルスケア、日用品などさまざまなアイテムで有名なブランドのkao(花王)。たくさんのラインナップで認知度の高いブランドです。
そんな花王ブランドの「and and(アンドアンド)」シリーズ。
今回紹介する「アンドアンドシャンプー きままに ティーツリーハーモニーの香り」は厳選された天然由来のアロマを使用したアイテムで、2019年の5月に発売開始したばかりのヘアケアブランドです。

きし
ノンシリコーン処方でさっと泡立つふわふわの泡が髪を包み込み、きしまずなめらかな指通りに洗い上げるアイテムです。
そんな市販品でもあるand andシリーズを使おうか悩んでいる方のために使用感などをまとめてみました。
- アンドアンドシリーズを選ぶポイント
- アンドアンドシリーズのおすすめポイント
- 実際に「アンドアンド 気ままに(ティーツリーハーモニーの香り)シャンプー」を使ってみたレビュー
タップできる目次
実際に「and andシャンプー」を使ってみた

きし
今回の記事では、実際にアンドアンドのシャンプー&トリートメントを使っていきます。
シャンプーとトリートメントが3種類ずつの展開です。香りや気分、デザインで9通りからセルフコーディネートする新ブランドです。

つま
シャンプーとトリートメント、エッセンスを、香りや仕上がりで自由に組み合わせて、自分にぴったりのヘアケアがつくれる。こだわりの天然由来のアロマ、あなたの髪を美しくする厳選された成分。
どの組み合わせを選んでも、あなたにぴったりに出会えるはず。
引用元:花王株式会社 | and and
ファッションやコスメなど”自分らしく”気分に応じてコーディネートする女性が増えています。
その流れをヘアケアにも取り入れ、シャンプーやトリートメントを自分らしく自由に選ぶ、セルフコーディネートがコンセプトの商品で、同じ質感のシャンプーとトリートメント各3種類の中から香りや気分、デザインで自由に選べるようになっています。
組み合わせでいろいろな香りの世界が広がり、自分だけの快適で心地いい気分に。

つま
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なシャンプーだと仕上がりがえらいことになったりもします。
ということで、実際にアイテムを見ていきます。
シンプルだが特徴的な「カラーデザイン」

まずはシャンプーボトルからです。
丸みのあるボトルにお洒落なデザインのパッケージで、”気ままに”は気球のモチーフが描かれています。

デザインから選ぶというだけあって、「サロン専売品に負けないな~」とかなり好印象。

シャンプーのノズルは黒になってます。
市販品によくあるボトルに簡単なパッケージを貼っただけでなく、デザインがノズルの中まで入り込んでる作りの細かさを感じます。

高さは低めで安定感があり、並べてもお洒落で邪魔にならないですね。

トリートメントボトルも作りは同じで、”思いたつ”は月のモチーフ。

トリートメントボトルはノズルが白ではあるものの、シャンプーとの見分けがつきにくく、もしかしたらシャンプーと少し間違いやすいかも。

とはいえ、香りごとに違うデザインや気分が楽しめるので他の種類も揃えて楽しみたくなる、良いコンセプトのシャンプーだと感じました。
アンドアンドの成分構成
シャンプー成分
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-16、コハク酸、エーデルワイスエキス、ローズマリー葉エキス、リンゴ果実エキス、イソデシルグリセリルエーテル、ポリクオタニウム-10、ラウリルヒドロキシスルタイン、PPG-3カプリリルエーテル、ラウレス-3、水酸化K、BG、塩化Na、グリセリン、安息香酸Na、香料
トリートメント成分
水、ステアリルアルコール、DPG、ジメチコン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、乳酸、ローヤルゼリーエキス、アルガニアスピノサ核油、ブドウ種子油、リンゴ酸、パルミチン酸イソプロピル、PPG-3カプリリルエーテル、ビスセテアリルアモジメチコン、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ヒドロキシエチルセルロース、PEG-45M、ラノリン脂肪酸、エタノール、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベンジンアルコール、香料
次に成分を見ていきます。
主な洗浄成分はラウレス硫酸アンモニウムとかなり洗浄力は高めですが、ラウラミドプロピルベタインで少しマイルドにする狙いがわかります。
しかし殺菌作用のあるエタノールが2番目の配合量で、シャンプーの品質を安定させる効果もありますが、アルコールの作用で皮膚に刺激や乾燥を与える危険性も感じます。
コハク酸、エーデルワイスエキス、ローズマリー葉エキス、リンゴ果実エキス、とエモリエント成分や保湿成分も入ってはいますが、やはりメインの洗浄成分は安価で脱脂力が強いイメージ。
そのため、シャンプーは非常に気になるポイントが残るアイテムになっています。
一方で、トリートメントの主成分のステアリルアルコールも微妙で、肌に刺激を感じる人もいます、DPG、ジメチコンと安価な保湿剤が続き、ステアロキシプロピルジメチルアミンも少し刺激があります。
天然由来のアロマ成分など、良いものも入ってるだけに非常に残念です。

つま
ローヤルゼリーエキス、アルガンオイル、グレープシードオイル、乳酸と保湿成分も入っていますが、やはりシャンプーと同様で配合のベースは、少し保湿など弱いんじゃないかなと感じます。
しかし構成だけ見ても良さはわからないので、実際に使ってみて使用感を見ていきます。
使用感のいいアロマシャンプー
- STEP
香りや印象など
- STEP
シャンプーの泡立ち
- STEP
シャンプーの使用感
- STEP
トリートメントの使用感
トリートメントもやはりいい香りです。
こちらも思っていたよりは使用感が悪くないのですが、特別いいとも言えない仕上がりです。
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- デザインが良い
- 貴重なアロマシャンプー
- 女性に好まれる香りのレパートリー
残念- 髪や頭皮への使用感は微妙
- 仕上がりも微妙
- 髪質の悩みの対応幅は狭い
個人的にはこんな感じに。
水準よりも「やや低め」のアロマシャンプー
実際に使ってみましたが、選んでる時も使用中も気分よく楽しめるアイテムでした。しかし肌への刺激が強く、髪の悩みには対応できないのが残念。
実際に使ってみましたが、髪や頭皮への使用感が少し微妙でアンバランスなシャンプーでした。
シャンプーの性能としては、脱脂力の強さをカバーできる保湿性が足りず、良いものではありませんでした。

きし
女性をターゲットにするわりには、この洗浄力と刺激の強さには不安を感じます。実際に使うのであれば要注意です。
トリートメントもすごく質感がよくなるわけでもなく、「つけないよりはましかな~」くらいの使用感です。
しかし売りはそこではなく、香りや気分の組み合わせなどがメインテーマなので、それに関してはかなり完成度が高く好印象。
髪や頭皮に悩みが少ない人にはオススメですが、使う人を選ぶ割り切ったアイテムでした。
終わりに…

この記事では、「アンドアンドシャンプー きままに ティーツリーハーモニーの香り」について書きました。

きし
良くも悪くもコンセプトがはっきりするアイテムなので、使う人で意見が分かれそうな印象です。
香りや組み合わせを選ぶ楽しみがあるのは女性に嬉しいポイント。それだけに脱脂力と刺激の強さが残念です。

つま
今回ご紹介した通常サイズの480ml以外にも、15mlのピローサイズも発売されています。
ご自分のお気に入りの組み合わせ探しや、お出かけ先でのご使用にもいいかもしれませんね。
and andのシャンプー&トリートメントを使う前の参考にどうぞ。
最後に100個以上のシャンプーを使用してきたぼく達が、本当に役立つ市販シャンプーをランキングにまとめてみました。
基本的には女性におすすめする(もちろん男性にも使えます)ということで、
- 実際の使用感(ロングヘアにも可)
- 保湿力&補修力重視
- コストパフォーマンス
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでシャンプーを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。