「APS 」ってアイテムを使ってみたいんだけど、シャンプーとしてはどうですか?おすすめポイントとかある?
こういった疑問にお答えしていきます。
APS のシャンプー&トリートメントのレビュー
有名なヘアケアブランドでもあり、ドラッグストアでよく見かけるトモズ。
その中のオリジナルブランドでもある「APS」シリーズ。
市販品でもあるAPSシリーズを使おうか悩んでいる方のために使用感などをまとめてみました。
- APSを選ぶポイント
- APSのおすすめポイント
- 実際に「APS」を使ってみたレビュー
タップできる目次
実際に「APS」のシャンプー&トリートメントを使ってみた
APSオイルシャンプー
トモズトモズ

シリコン オーガニック ボタニカル 炭酸

きし
今回の記事ではAPSのシャンプー&トリートメントを実際に使ってレビューしていきます。
このアイテムの大きな特徴となるのが、成分や香りに自然由来のハーブ、花、塩などを使用しており、肌にやさしく女性のために作られたヘアケアです。

つま
APSシリーズのポイントとなるのが、成分や香りに自然由来の花や塩を使用しており、お肌に優しく洗い上げるということ、
100店舗以上あるドラッグストアのトモズが自社開発しているということで、宣伝広告費を一切使わず高い品質のアイテムを気軽に使えるということ。
サロン専売品にも言えることですが、高い広告宣伝費を使用しないということは、その費用を良い内容成分に無駄なく使え、さらにドラッグストアで購入できる手軽さは大手のトモズならではの強み。
天然ハーブや植物由来オイル使用のアイテムを1000円未満で使えるコスパは嬉しいポイントです。

つま
APSのブランドが大切にしているのが、
- 質が高いこと
- 使い心地がいいこと
- 流行に流されないベーシックなものであること
の3つで、長く使えるアイテムをコンセプトに開発されています。
一般的にはシャンプーでシリコンフリーを謳っている反面、実際にトリートメントにはどっさり入っているケースも多いのですが、APSはトリートメントもシリコンフリーでアルガンオイルを始め、オーガニックオイル使用することで質感を良くしています。
- APS オイルシャンプー モロッカン&マグノリア
- APS オイルトリートメント モロッカン&マグノリア
ぼくの髪はショートですが猫っ毛で細毛なので絡まりやすいし、妻の髪はロングの上にくせ毛です。適当なシャンプーだと仕上がりがえらいことになったりもします。
ということで、実際にアイテムを見ていきます。

まずはシャンプーボトルからです。
濃いブラウンのボトルにオーガニックをイメージさせるカラーパッケージ。

英語のみのデザインで高級感があるものの、少し怪しい感じもしなくもありません。

ノズルも広く押し込みやすく使いやすそう。

ぱっと見ただけでは、どういう内容のシャンプーかわかりづらいのは残念なポイントです。

トリートメントボトルも同じデザインで、スラッとしながらも安定感があります。

ノズルの色も中身も白っぽいので間違えることはなさそう。

見ただけでは少し内容がわかりづらいところはあるものの、それが高級感やデザイン性にも繋がっているので悪くないな~というのが個人的な感想です。
シャンプー成分
水、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルベタイン、ラウリル硫酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドDEA、DPG、オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na、アルガニアスピノサ核油、ハチミツ、アーモンド油、アボカド油、マカデミア種子油、ワサビノキ種子油、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、香料、クエン酸、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-7、カラメル、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン
トリートメント成分
水、パルミチン酸エチルヘキシル、ベヘントリモニウムクロリド、PG、セテアリルアルコール、ワセリン、イソペンチルジオール、ミネラルオイル、イソステアリン酸イソステアリル、ソルビトール、ステアルトリモニウムブロミド、アルガニアスピノサ核油、ハチミツ、アーモンド油、アボカド油、マカデミア種子油、ワサビノキ種子油、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ミリスチルアルコール、ステアリン酸ソルビタン、エタノール、イソプロパノール(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、水添ナタネ油アルコール、香料、ヒドロキシエチルセルロース、カンゾウ根エキス、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、メチルパラベン、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、アルギニン、クエン酸、プロピルパラベン
次に成分を見ていきます。
ラウリル硫酸Naが4番目に入っているものの、それより多くラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルベタインのベタイン系界面活性剤、5~6番目にもアミノ酸系界面活性剤のラウロイルメチルアラニンNa、コカミドDEAと刺激の少ない良い洗浄成分が入っており、ラウリル硫酸Naは脱脂力の底上げのためと考えると悪くない印象です。
アルガニアスピノサ核油、ハチミツ、アーモンド油、アボカド油、マカデミア種子油、ワサビノキ種子油と天然由来のエモリエント成分が入っているので、オイルシャンプーの名前に負けない内容成分になっていますが、髪の補修成分が入っていないので期待のしすぎは禁物かな~と思います。
そしてトリートメントがパルミチン酸エチルヘキシルと安全性が高い保湿剤から始まり、ベヘントリモニウムクロリド(毛髪柔軟剤)と続きますが、PG、セテアリルアルコール、ワセリン、イソペンチルジオールとトリートメントの安定に使われますが、良い成分とは言えない前半です。
とはいえ、ソルビトール、アルガニアスピノサ核油、ハチミツ、アーモンド油、アボカド油、マカデミア種子油、ワサビノキ種子油と天然保湿成分が続き、シャンプーと同じくエモリエント成分が続きますが、天然やオーガニックというには少ない分量なのが残念。
使用感としては悪くはないのかもしれませんが、補修するまではいかない内容成分になっています。
と、この辺にして実際に使って確かめていきたいと思います。
- STEP
香りや印象など
少し水っぽいシャンプーですが、香りはフローラルブーケのちょうどいい強さでいい感じです。
- STEP
シャンプーの泡立ち
モコモコなクリーミーな泡質。
濃厚な泡立ちで洗い心地が良さそう。
- STEP
シャンプーの使用感
シリコンフリー処方なので、軽くきしみを感じますが、脱脂力はちょうどいい感じ。
- STEP
トリートメントの使用感
トリートメントを使って流している時は、あまり使用は良くなかったのですが、乾かしてみると自然なツヤと軽い質感の保湿が続き好印象。
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- 肌に低刺激な洗浄成分が多く優しく洗い上げてくれる
- 1000円未満でこの内容成分はコスパ性が高い
残念- シリコンフリーで、代わりの質感向上成分が少なくきしみを感じる
- 補修成分は少なめなので、期待のしすぎには注意が必要
- 市販品ではあるものの、買えるのがトモズかネットのみで限定的
個人的にはこんな感じに。
使用感が後回しになっている印象ですが、髪や地肌には悪くないアイテムです。
使っている時は微妙だな~という印象でしたが、乾かしながらオイルシャンプーという名前の意味がわかるシャンプー&トリートメントで、しつこくない保湿感や艶感がよかったです。
質感向上成分が少ないので指通りはいまいちなのですが、安いシリコンなどで誤魔化さず誠実な構成なので、個人的にはもう少し高くても補修成分が入っていればなと惜しい商品だと感じます。

きし
とはいえ、1000円未満でこのクオリティはなかなか無くいのが正直なところです。
男性や肌が敏感な方にも長く使っていただけるシャンプーですが、ロングヘアの女性やくせ毛の人は物足りないアイテムだなというのが個人的な結論です。
APSの全ラインナップ
APSシャンプー&トリートメントは、全3種類の
- スタンダードなローズ&ポメグラネイト
- ダメージ補修のアルガン&マグノリア
- スカルプケアのボタニカルハーブブレンド
から選べるラインナップになっています。
APSシャンプー ローズ&ポメグラネイト
APSトリートメント ローズ&ポメグラネイト
APSオイルシャンプー アルガン&マグノリア
APSオイルトリートメント アルガン&マグノリア
APSスカルプシャンプー ボタニカルハーブブレンド
APSスカルプトリートメント ボタニカルハーブブレンド
終わりに…

この記事では、「APS オイルシャンプー モロッカン&マグノリア・オイルトリートメント モロッカン&マグノリア」について書きました。

きし
マイルドな脱脂力と、ドライ後の自然に残るオイル感が好印象なアイテムでした。
とはいえダメージを補修するほどの内容ではないので、期待のしすぎには注意が必要です。

つま
市販の商品は安い洗浄成分をシリコンで誤魔化して、少しだけ入った補修成分を売り文句にしてる物も多いのですが、きちんと洗浄成分とオイルに力を入れてるのが好印象なシャンプー&トリートメントでした。
酷いダメージやクセがなければ、幅広い人に使っていただけるコスパ性の高いアイテムです。
APSのシャンプー&トリートメントを使う前の参考にどうぞ。
最後に100個以上のシャンプーを使用してきたぼく達が、本当に役立つ市販シャンプーをランキングにまとめてみました。
基本的には女性におすすめする(もちろん男性にも使えます)ということで、
- 実際の使用感(ロングヘアにも可)
- 保湿力&補修力重視
- コストパフォーマンス
などのトータルバランスで使いやすいアイテムばかりをご紹介しています、かなり自信のある記事になっているのでシャンプーを探す時の参考にしてください。
こんな感じで以上です。