今回紹介する「アジエンス しっとりまとまる(硬い髪用)」は、広がってまとまりにくい髪質に合わせて、芯まで補修してくれるシャンプーです。

このアイテムは、濃密なフローラルオリエンタルの香りに加えて、さまざまな美容成分で構成されています。


- 使用感は良い
- 香りも良い
- コスパも良し
- 補修力も保水性も微妙
- 価格に見合った内容
アジエンス しっとりまとまる(硬い髪用)シャンプーの特徴





アジエンスは、個性的なボトルデザインが特徴の花王のヘアケアアイテムです。



アジエンスはエッセンシャルとよく比較されることがありますが、同様に使いやすい市販アイテムでもあります。
アジエンスのシャンプーは、さまざまな種類から選ぶことができて、髪質や質感によって使い分けることができます。
アジエンスのCMでは、女優の長澤まさみさんや柴崎コウさんなどが印象的です。そんなアジエンスは、とにかく香りが良いアイテムが多いのが特徴です。使用感も悪くないので、女性におすすめできるシャンプーですね。
ボトルのデザインやフォルムについて
まずは、ボトルデザインは個性的で触り心地が良い丸みのあるデザインです。手に馴染むサイズ感で、ノズルもプッシュしやすい作りになっているのは好印象。コンディショナーはシャンプーの色違いです。シャンプー同様にインパクトのあるカラーになっています。
おしゃれで特徴がありすぎるシャンプーボトル、かなり印象が強いので賛否両論ありそうな感じ。個人的には好きなデザイン。ちと素材が軽いの気にはなりますね。
成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ジステアリン酸グリコール、ラウレス-16、ラウリルヒドロキシスルタイン、イソデシルグリセリンエーテル、リンゴ酸、ザクロエキス、ハチミツ、加水分解コンキオリン、コハク酸、アロエペラ葉エキス、ラノリン脂肪酸、ヒマワリ種子油、ラウレス硫酸Na、コカミドMEA、グアーヒドロキシプロピルトリモヌムクロリド、ステアロキシプロピルジメチコン、ジメチコン、ビスセテアリルアモジメチコン、PPG-3カブリリルエーテル、PPG-17、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-52、ラウレス-4、ラウレス-23、BG、ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、塩化Na、水酸化Na、安息香酸Na、メチルパラベン、カラメル、香料
トリートメント
水、ステアリルアルコール、DPG、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ジメチコン、乳酸、リンゴ酸、ザクロエキス、ハチミツ、加水分解コンキオリン、コハク酸、アロエペラ葉エキス、パルミチン酸イソプロピル、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ピスセテアリルアモジメチコン、ラノリン脂肪酸、PPG-3カブリリルエーテル、PEG-45M、ヒドロキシエチルセルロース、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、BG、エタノール、ベンジルアルコール、カラメル、香料
成分から見ていくと、洗浄力が強めで少しアンバランスな成分構成になっている印象。
ラウレス硫酸Naよりも刺激の少ないとされるラウレス硫酸アンモニウムをベース、揮発性による清涼作用、抗菌効果のあるエタノール、乳化剤の働きのあるジテアリン酸グリコールなど、安価なシャンプー構成に加えて、結局はラウレス硫酸Naも構成されているので、それなりにというかかなり強めの洗浄力のあるシャンプーであることは間違いないです。
加えて、これといってエモリエント剤やケラチンなどもないので、ただただ普通のシャンプーだということです。
コンディショナーの方も、ステアリルアルコール、DPG、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ジメチコンといった市販のコンディショナーのいつもの構成でパッとしない感じ。



個人的には、少しバランスが悪くは残念な感じ。脱脂力のわりに美容成分も少なく長期間の使用では少し危険かも。
悪くはないが良くもないといったコスパ中心のコンディショナー構成。
シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
とてもおしゃれで女性向きのボトルとは裏腹に、内容的にはかなり脱脂力が強めのシャンプー。髪質やヘアスタイルによっては限定される。実際に使ってみましたが、髪や頭皮への使用感が少し微妙でアンバランスなシャンプーでした。
洗浄力もあるため、皮脂の多い男性でも問題なく使える上に、コンディショナーでそれなりの手触りが再現できるので使用感は悪くないアイテムです。
とはいえ、洗浄成分がモリモリなので爽快感やスッキリ感は強めなので男性には良いとは思いますが、逆に女性には向いていないシャンプーだと感じます。
これだけ洗浄成分があれば頭皮や髪への危険性すら感じる内容にはなっています。とくに長期間の使用は絶対に避けるべきです。
ですが、コスパは素晴らしく、シャンプー&コンディショナーで1000円を下回る価格設定、1ml当たりは1円ほどなので、コスパだけに注目するとヤバイです。
1ml当たり平均7円〜10円ほどするのを考えると髪や頭皮を気にせずに、ただただ洗髪だけを目的にするのならば使い勝手の良いシャンプーだと思います。
まとめ
この記事では、「アジエンス しっとりまとまる(硬い髪用)」のシャンプー&トリートメントについて書きました。



アジエンスのしっとりタイプを使ってみましたが、市販シャンプーの中ではかなり良い方のシャンプーでした。
スペック
ブランド名 | アジエンス |
製品名 | しっとり保湿タイプ シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 450ml |
主な洗浄成分 | ラウレス硫酸アンモニウム、エタノール、ジステアリン酸グリコール、ラウレス-16、ラウリルヒドロキシスルタイン |
香り | フレッシュフローラル |
メーカー | 花王 |
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