評価:3.5
- 泡立ちが良い
- 保湿性もある
- 香りが良い
- 全体的に中途半端
- 洗浄性が強い
どうも、100種類以上のサロン専売シャンプーをレビューしてきたきしです。
今回紹介する「BCオイル バーバリーフィグ オイルシャンプー」は、うねりやベタつきの原因となる汚れや皮脂をキレイにするシャンプーです。

きし
通常の1/1000以下の細かい粒で乳化させることによって、髪への浸透が高まり、髪の芯からキレイにすることができます
目次
「BCオイル」の特徴
バーバリーフィグ


きし
BCオイルシリーズの中では「エイジングケア」に特化しているのがバーバリーフィグです。
ということでシャンプーのデザインや使用感を実際に見ていきましょう。

廣瀬
バーバリーフィグはオイルシリーズの中ではエイジングケアに特化しているケアラインです。うねる、パサつく、ハリがない、年齢とともに変化する髪の悩みに植物の希少なオイルでケアをします。
- ナノエマルジョンテクノロジー
- エバポレイティングテクノロジー
バーバリーフィグとは、モロッコの砂漠地帯に自生するサボテンの一種で、乾燥した荒野で生き延びることのできる数少ない植物の一つ。
加えて、オイルイノセンスのオイルは、通常の1/1000以下の細かい粒で乳化。髪の奥まで浸透しながら、シャンプーでは洗浄力を損なわず、うるおいながら洗い上げます。
なじみのよいキャリアオイルがバーバリーフィグオイルを均一に髪表面に広げたあとすばやく蒸発。オイルの薄く圴一な皮膜が残り、ベタつかない手触りに仕上げます。
デザイン:マットな手触りがいい容器

サイズ感は片手に収まるぐらいで、しっくりとくるちょうど良い感じ。

色は薄紫みたいな微妙な色合い。エイジングケアということで高齢者向けなのか。

さすがにサロン専売ということで触り心地は良い感じのマットな質感。
トリートメントは文字でしか違いが分からないのは、やはり不親切。風呂場で実際に使う時は使いにくい印象。
成分:構成は良いが、洗浄性が強い
シャンプー成分
水、ラウレス硫酸Na、ココアンホジ酢酸2Na、コカミドプロピルベタイン、ジカプリリルエーテル、デシルグルコシド、塩化Na、オプンチアフィクスインジカ種子油、アンズ核油、加水分解ケラチン(羊毛)、コカミドMEA、ポリクオタニウム-10、ヤシ由脂肪酸PEG-7グリセリル、オレイン酸グリセリル、安息香酸Na、クエン酸PEG-40水添ヒマシ油、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、パンテノール、オキシペンゾン-4、水酸化Na、PG、香料、紫401、赤227
トリートメント成分
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、炭酸ジカブリリル、アモジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、オプンチアフィクスインジカ種子油、アンズ核油、加水分解ケラチン(羊毛)、オレイン酸グリセリル、パンテノール、ヒアルロン酸Na、ベタイン、PCA-Na、セリン、グリシン、トレオニン、プロリン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、乳酸、ジカプリリルエーテル、デシルグルコシド、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セトリモニウムクロリド、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ピスアミノPEG/PPG-41/3アミノエチルPG-プロピルジメチコン、クエン酸、ポリクオタニウム-10、水酸化Ca、イソプロパノール、ソルビトール、香料、紫401、黄5、赤227
成分から見ていくと、基本的にはシュワルツコフのBCオイルシリーズおなじみの構成になっています。
シャンプーには刺激が強いラウレス硫酸Naをベースに、次点にはココアンホジ酢酸2Naが構成されています。ココアンホジ酢酸2Naはベビーシャンプーなどにも構成される成分でかなり低刺激の洗浄成分です。
コカミドプロピルベタインは、ヤシ油脂肪酸とベタインを結合させてつくられる両性界面活性剤です。低刺激で柔軟性があり、洗浄効果とリンス効果を併せ持っているので、リンスインシャンプーに代表されるようなトリートメント効果の高い洗浄製品に配合されます。
ココアンホジ酢酸2Na、コカミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、と洗浄成分は微妙な印象。刺激が強いラウレス硫酸によって長期間の使用は避けるべきシャンプーの1つ。
大きな違いとなるのは、「オプンチアフィクスインジカ種子油」で珍しい成分。
ゴマ粒ほどの小さな種からコールドプレスで抽出したオイル。角層への浸透が高く、水分保持力に優れているうえ、ビタミンEを含んでいます。
乾燥の激しい肌の保水力を高め、ハリを与え、乾燥サインをやわらげます。
一方でトリートメントは至って普通のトリートメント構成ですが、ケラチンやパンテノールこの価格帯では良さげな印象。
とはいえ、オイルシリーズでは、エイジングケアになるバーバリーフィグですが、他の2アイテムよりもケラチン系が増えたわけでもないし、それほど大きな違いがあるわけでもない。わざわざバーバリーフィグを選ぶ理由はないんじゃないかなと思う内容。
ということで、実際に使っていきます。
使用感:良い洗い心地と香り
- STEP
香りや印象など
- STEP
シャンプーの泡立ち
- STEP
シャンプーの使用感
- STEP
トリートメントの使用感
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- とにかくコスパが良い
- バランスの良い使い勝手
- コンパクトで持ち運びができる
残念- 良くも悪くも香りが強い
- 物足りない
総評:コスパの良いサロン専売品
全体的に見ると、超コスパが良いシャンプー&トリートメントであることは間違いありません。
高めの市販シャンプーよりも安い価格で手に入るサロンシャンプーなので、そう考えると使い勝手は良いシャンプーと言えます。
もちろん、価格を考えると良い成分も微量と予測はできますが、それでも珍しい成分が構成されている上に、この価格で本格的にエイジングケアができるのは嬉しいところです。
とくにこのアイテムで注目すべき成分は、オブンチアフィクスインジカ種子油はエイジングケアだけでなくヘアケアに対しても効果があり、頭皮の保湿効果もあるので中々優秀です。
とはいえ、個人的には香りは苦手なので、香りが苦手な人は注意が必要になります。
あとがき

この記事は、「BCオイル バーバリーフィグ オイルシャンプー」について書きました。

きし
BCオイルバーバリーフィグは、コスパもよく、価格にするとかなり品質の高いシャンプーだと言えます。
スペック
ブランド名 | BCオイル |
製品名 | バーバリーフィグ オイルシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 200ml |
主な保湿成分 | ラウレス硫酸Na、ココアンホジ酢酸2Na、コカミドプロピルベタイン、デシルグルコシド、ジカプリリルエーテル、塩化Na、コカミドMEA |
香り | ローズ |
メーカー | シュワルツコフ |
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現在では、217種類のシャンプーをレビューしていますので、見やすくするためにカテゴリ別・髪質別・状態別にまとめ記事を作成しています。
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