評価:3.5
- 泡立ちが良い
- 洗浄性がマイルド
- 保湿性もある
- 香りが良い
- 全体的に中途半端
どうも、100種類以上のサロン専売シャンプーをレビューしてきたきしです。
今回紹介する「BCクア カラーセーブシャンプー」は、名前の通りにヘアカラーとの相性がよく、退色を防ぐ効果があるシャンプーです。

きし
BCクアシリーズは、アミノケラチンコンプレックスとプロテイン配合のシャンプーなので、ハイダメージヘアを補修しながら、やわらかい手触りにしてくれます
目次
「BCクア」の特徴
カラーセーブ シャンプー


きし
カラーセーブはヘアカラーを良くするためのヘアケアアイテムです。
染めたての色をキレイにして、カラー染料の流出を抑えるというのが特徴になっているので実際にその当たりも見ていきます。

廣瀬
BCクアのカラーセーブは、軟毛やハリ・コシの低下に悩む、言わいる「猫っ毛」と呼ばれる方との相性が抜群のシャンプー&トリートメントです。
加えて「ヘアカラー」&「ボリューム」との相性が良いアイテム
- ポイントは、髪内部になるマトリックス構造(髪内部の行と列で成る配列のこと)のゆるみへ着目したヘアケア
- 毛髪内外から染料をとどめるディアルロック処方
- 「内部収れん」効果で優しく引き締める
- キューティクルを剥がれにくくなる
BCクアシリーズは色持ち効果というのは共通ですが、カラーセーブは「色持ちの悪いとされる軟毛」のケアに特化しています。
ヘアカラー後の髪は、キューティクルの損傷箇所から内部タンパクが流出するだけでなく、カラー染料が流出しやすくなっています。
従来のカラーヘアケアのアプローチ、「内部タンパクの補充」「キューティクルの剥離防止」に加え、カラーセーブは新たに「マトリックスを引きしめる」アプローチを追加。ダメージケアをしっかりしつつ、カラー後の色・ツヤが続く髪に導きます。
ということで実際に見ていきます。
デザイン:シンプルだが手に馴染むボトル

シャンプーボトルは少し長細くて片手で持つことができるのでストレスはありません。
良い感じのフィット感もある、片手で包みこめるくらいの細さです。

白と黄色をベースとしたデザインはとてもシンプルですが、おしゃれなデザインでもあります。

プラスチック素材ですが、安っぽさは一切なく安定感もある感じ。

サイズ感もちょうど良い感じで好印象。

トリートメントはチューブ式になっているので、見分けがつきやすいく使いやすい。

シャンプーもトリートメントもデザインやボトルは全体的に好印象です。
成分:洗浄性がマイルド、補修成分もある
シャンプー成分
水、コカミドプロピルベタイン、ココイルイセチン酸Na、グリセリン、ヤシ油、アルキルグルコシド、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、乳酸、水酸化Ca、加水分解ケラチン(羊毛)、プロリン、トレオニン、リシン、アルギニン、アラニン、グルタミン酸、グリシン、セリン、ベタイン、フェノキシエタノール、PEG-40水添ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ポリクオタニウム-22、パンテノール、PG、メチルイソチアゾリノン、ステアルトリモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、PCA-Na、ソルビトール、香料
トリートメント成分
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、炭酸ジカプリリル、アモジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、加水分解ケラチン(羊毛)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ステアルジモウニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、トレオニン、リシン、プロリン、アラニン、グルタミン酸、グリシリン、セリン、テトライソステアリン酸ベンタエリスリチル、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セトリモニウムクロリド、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ピスアミノPEG/PPG-41/37アミノエチルPG-プロピルジメチコン、イソプロパノール、クエン酸、パンテノール、ポリクオタニウム-10、PEG-8、グリセリン、ベタイン、PCA-Na、ソルビトール、香料
シャンプーの成分から見ていくと、クオリティの高いとされるアミノ酸洗浄成分のコカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、と洗浄成分は申し分ない感じで、昔はオレフィンといった強めの洗浄成分も構成されていて残念な使用感でしたが、バージョンが変わってからはかなり良くなっていると言えます。
加えて、ヤシ油、アルキルグルコシド、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、加水分解ケラチン(羊毛)グルタミン酸など、洗浄成分だけでなく、エモリエント剤やエキスなど美容成分の品質も十分に高いです。
トリートメントもシャンプー同様に優秀で、シャンプーの成分量よりも格段に多くなっている。
それだけでなく髪をキレイにするエモリエント効果も高いです、というかこっちの方がメインの効果なはずなのでラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)でヘアカラーの色持ちを良くするというのよりも、全体的にスペックの高い成分構成で髪のダメージをケアしつつ、ヘアカラーの色持ちを良くするといったシリーズ。
ということで、実際に使っていきます。
使用感:マイルドで優しい洗い心地
- STEP
香りや印象など
- STEP
シャンプーの泡立ち
- STEP
シャンプーの使用感
- STEP
トリートメントの使用感
- STEP
総合まとめ
全体的にまとめると…
良かった- ヘアカラーをよくする人はおすすめ
- バランスのとれたアイテム
- コスパも中々
残念- 使用感としては微妙
総評:バランスの良い使用感でおすすめ
実際のところ、ヘアカラーの色やツヤが続くというよりも、単純にバランスのとれたアイテムでダメージを補修しするといったアイテム。
乳酸・水酸化Caによる「pHバランサー」と、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)・加水分解ケラチン(羊毛)によって「キューティクルを補修する」という2つの効果でヘアカラーを良くするというものですが、実際に使ってみた感じではスペシフィークよりも使ってみた感じでは良い印象があります。
スペシフィークで、期待ハズレ的に感じるのならこっちのがおすすめな感じはします。
さらに、トリートメントにはエモリエント剤やケラチンなどモリモリ構成されているので、こちらはシャンプーよりもさらに優秀です。
ズステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート加水分解ケラチン(羊毛)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ステアルジモウニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、トレオニン、と、中々良い内容になっていますが、トリートメントはスペシフィークの方が構成は良い感じ。
シャンプーはこっちの方が良いけどトリートメントは微妙といった反対の印象があるアイテムでした。
あとがき

今回の記事では、「BCクア カラーセーブシャンプー」について書きました。

きし
BCクア カラーセーブを実際に使ってみましたが、悪くはないけど格段良いものでもないという印象のアイテムに。
スペック
ブランド名 | BCクア |
製品名 | カラーセーブ シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 250ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルイセチオン酸Na |
香り | フローラル |
メーカー | シュワルツコフ |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
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現在では、217種類のシャンプーをレビューしていますので、見やすくするためにカテゴリ別・髪質別・状態別にまとめ記事を作成しています。
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