きしです。
前回の記事では、ノンシリコンシャンプーでもある3種類を分かり易くお伝えしました。
今回の記事からはボタニカルシャンプーについてお話します。
流行の一つでもあるボタニカル。
飲食物はもちろん服などにも応用されていることから認知度も高く、根強い人気のあるワードになります。
もちろんシャンプーにもボタニカル素材のアイテムがあり、昔は種類が少なかったことがデメリットではありましたが、少しずつ増えてきていて、使いやすいアイテムが非常に多くなっています。
そんなボタニカルシャンプーですが、頭皮や髪にいいってことは分かるものの、実際のところでは内容自体よく分からないというのが大半です。
今回の記事では、「オーガニックシャンプーの特徴」について、これからオーガニックシャンプーを使おうという人のために分かりやすくお話します。
- ボタニカルシャンプーの特徴
- シャンプーとしての良いポイント
- 他のシャンプーの違い
目次
ボタニカルシャンプーとは?


きし
まずは、ボタニカルシャンプーについて分かりやすくお話します。
ボタニカルシャンプーのボタニカルとは美容用品だけでなくファッションや食品とさまざまなものに取り入れられています。

廣瀬
ボタニカルとは、「植物」を指す言葉です。
日本でのボタニカルは、自然の恵みや健康や生活、ライフスタイルそのものに積極的に取り入れようという動きの中でのワードとなります。
自然活力を活かすというのは、今や美容、ファッション、食品などさまざまな分野で使われています。
つまり、ボタニカルシャンプーは植物由来の成分を中心の低刺激で髪や頭皮に、優しいシャンプーなのです。さまざまな頭皮トラブルにも対応できるのがこの「ボタニカルシャンプー」なのです。
ボタニカルシャンプーの特徴とメリット

きし
ボタニカルシャンプーの特徴についてもお話していきます。
ボタニカルシャンプーは、軽やか質感とサラッとした洗い上がりが特徴になっています。
しかしその反面、髪がきしんでしまったり、指通りが悪くなりがちですが、ボタニカルシャンプーではしっとりさせる成分も含んでいるのが特徴の1つでもあります。
ボタニカルシャンプーのメリットとしては、頭皮トラブルを抱えていたり、シャンプーに不安を感じている人にとくにおすすめすることができ、それでいて髪自体もキレイにしていきたいそんな人にも使えます。
ボタニカルシャンプーの特徴やメリットはたくさんあるので人気のあるカテゴリーになっています。

廣瀬
頭皮トラブルのある人におすすめ


きし
ボタニカルシャンプーは頭皮トラブルのある人におすすめするシャンプーです。
たくさんのシャンプーがありますが、使うシャンプーによっては頭皮トラブルを誘発してしまうこともあるので、ボタニカルシャンプーを使うことをおすすめします。

廣瀬
- シャンプー後、地肌がかゆくなる
- 地肌がよく乾燥する
- 頭皮にニキビがよくできてしまう
- 地肌から細かいフケがでてくる
こういったトラブルを解消することができるのが、ボタニカルシャンプーのメリットです。頭皮トラブルを起きる地肌を保護してくれるので、キレイな髪を生やす土台作りにもなります。
頭皮トラブル① フケ
女性に多い悩みの一つになるのが「フケ」です。
毎日シャンプーをしているのに、頭皮を指でかいたりこするとパラパラっと落ちてきます。最初に見つけた時は「なぜっ?」って不安を抱えてしまいます。
原因は「乾燥地肌」
種類 | 乾燥頭皮 |
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頭皮の状態 | 皮脂の分泌量が少なく、頭皮は乾燥しています。乾燥頭皮の人は、粉っぽいフケやかゆみなどの悩みを抱えている人が多いです。頭皮の色は、くすんでいる場合や、やや赤み、がかっている場合があります。 |
フケの原因は乾燥によるフケです。
これは決して汚れていたり汚くて発症するものでなく、乾燥しているので余分な皮脂を分泌する人間の防衛本能の一つなのです。
頭皮トラブル② かゆみ
女性だけでなく、男性にも多いトラブルの一つ。
かゆみが止まらずに、頭皮が傷ついたり抜け毛に繋がったりします。とくに首元や頭頂部、顔周りに多いトラブルです。
原因は「脂性頭皮」
種類 | 脂性頭皮 |
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頭皮の状態 | 皮膚の分泌量が多く、頭皮が脂っぽくなっています。脂性頭皮の人は、脂っぽいフケや頭皮のべたつき、においなどの悩みを抱えています。頭皮の色はくすんでいて、やや赤み、がかっている場合があります。 |
皮脂は皮脂線から分泌され、その皮脂の分泌量は年齢・性別・季節などによって変化しますが「全身で1日当たり約1〜2g」と言われています。
頭皮の皮脂線は体の中で一番大きく、たくさんの皮脂が分泌されます。
関連記事▶教える「頭皮・地肌」の基礎知識
皮脂の分泌量が少なすぎると、頭皮が乾燥しやすくなり、多すぎると毛穴が詰まりやすくなります。
その結果、フケを生じさせたり頭皮のベタつきを招いたりします。これらの悩みを解決するためのは、低刺激で頭皮に優しいボタニカルシャンプーです。
全ての悩みは繋がっているため、毎日するシャンプーによって頭皮環境を改善してあげる必要があります。
関連記事▶ボタニカルシャンプーはどんな人に「オススメする」のか解説
オーガニックとの違い


きし
比較されがちなボタニカルとオーガニックの違いについてもお話します。
ボタニカルとオーガニックは似ているのでどっちが良いと言えるものではありませんが、個人的にはボタニカルシャンプーの方が女性にはおすすめです。

廣瀬
頭皮に安全、植物由来と聞くと、「オーガニックシャンプー」を連想してしまいす。しかし、シャンプーに代表されるヘアケア用品において、「ボタニカル」と「オーガニック」には、きちんと違いがあります。
オーガニックは「有機」という意味です。有機とは有機栽培のことで、化学肥料や農薬を全く使用しない農作物を育てる農法のことです。
人体に対する安全性が高く、無添加よりも基準が厳しいオーガニック製品が、人体に安心、安全であるということが一番の魅力になります。
つまりオーガニックシャンプーとは、化学合成農法や化学肥料は使わず有機肥料などによって栽培された植物を使用したシャンプーのことで、オーガニック認定を受けた植物成分が入っているものです。
そのため、ヘアケア用品におけるボタニカルとオーガニックの違いは、両方とも安全性は同じですが、「植物由来」と「有機栽培」との違いがあるのです。
個人的にはオーガニックシャンプーに比べて、ボタニカルシャンプーの方が髪に対してはしっとりする印象を持っているので女性にはボタニカルシャンプーをおすすめしています。
関連記事オーガニックシャンプーの特徴と他のシャンプーとの違い
ボタニカルはノンシリコンシャンプー


きし
ボタニカルはノンシリコンシャンプーのジャンルとなっています。
しかし、ノンシリコンで完全に100%構成されているわけではなく、80%がノンシリコンで20%がシリコンというように構成されているのがボタニカルシャンプー(全てがというわけではない)です。

廣瀬
シリコンが配合されているシャンプーを「シリコンシャンプー」と言います。
一般的なシャンプーに配合されているシリコンは、ジメチコン、シクロメチコン、シロキという成分があり、髪のキューティクルを保護し、指通りをなめらかにする役割があります。
人体に対して刺激が少なく、安全性も高いため、化粧品などにも使われています。髪をキレイにするための成分がシリコンです。
逆に、シリコンの成分が配合されていないシャンプーを「ノンシリコンシャンプー」と言います。
シリコンは人工的な成分ですが、ノンシリコンの場合、自然由来・天然由来の成分が中心に配合されており、地肌の保護や頭皮への負担を最小限にする役割があります。
シリコンにはデメリットがあり、地肌からかゆみやフケが発症するというデメリットがあり、合わないという人のための、天然由来・植物由来の地肌や頭皮にとても優しいシャンプーです。
関連記事▶教える「オーガニック・ボタニカル・ノンシリコン」それぞれのシャンプーの違い
ボタニカルはBOTANISTだけじゃない

きし
多くの人がボタニカルシャンプー=「BOTANIST」って思っている人も多いですが、実はボタニカルシャンプーってたくさんあるんです。
自分に合うボタニカルシャンプーを見つけることが重要になるので、あせらずにじっくり探しましょう。

廣瀬
多くの人はボタニカルシャンプーと言えば「BOTANIST(ボタニスト)」だと思っています。まぁ定番的なポジションのアイテムだから仕方ないかもです。
実際に「それ以外は偽物!」なんて意見も聞いたことがありますが、そういうわけではありません。
ボタニカルシャンプーというカテゴリーがあって、そこからさまざまなシャンプーがあるのです。BOTANISTもその内の1つです。
あまり知られていませんが、ボタニカルシャンプーにはたくさんの種類があります。
ぜひ自分の髪に合ったシャンプーをじっくり探しましょう。
まとめると…


きし
ボタニカルシャンプーについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
これからボタニカルシャンプーを使おうって人は、まず自分の悩みを理解してから選ぶと自分に合ったものを見つけやすいはずです。

廣瀬
ボタニカルシャンプーをざっくりとまとめてみると…
- ボタニカルシャンプーは頭皮に優しい植物由来成分
- 頭皮トラブルのある人におすすめのシャンプー
- ボタニカルはノンシリコンシャンプー
- ボタニカルシャンプーはBOTANISTだけじゃない
ご参考にして自分に合ったシャンプーを探してもらえると幸いです。
そんな感じで以上です。