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化粧品成分のレビューの「見方」と「ルール」

シャンプーの成分表示の見方


シャンプーに配合される成分は、大きく分けて4つで構成されています。

全体の60〜80%を占めるのが「水(精製水)」。

次に多いのが洗浄成分となる「界面活性剤」、これが10〜20%。

続いて、保湿成分や補修成分となる「水性成分」「油性成分」と続きます。

この中で重要なのが界面活性剤です。

洗浄力や肌への刺激性などに影響を与える成分なので、要チェックです。

シャンプーの成分表示を見る時のポイント

  1. すべての成分を記載する
  2. 配合料が多い順に記載
  3. 水が一番多い
  4. キャリーオーバー成分は表示しなくていい
  5. その次に界面活性剤
  6. 続いて水性成分・油性成分
  7. さらに、pH調整成分・粘度調整成分
  8. 最後に香料・色素・防腐剤(パラベン)など
  9. 配合濃度が1%以下の成分は順不同で記載
  10. 水性成分・油性成分は基本1%以下
キャリーオーバーについて

キャリーオーバーとは配合成分に付随する成分(不純物を含める)など、極少量しかふくまれていない成分のことを言います

医薬部外品・薬用シャンプーの成分表示を見る時のポイント

  • 配合量に関係なくメーカーが自由に表示している
  • 最初に「有効成分」、続いて「その他の成分」を記載していることが多い
  • 有効成分と洗浄成分をチェックすることが大切

薬用化粧品と化粧品では成分表示名称が異なっている場合がある

例えば、薬用→「ラウリン酸アミドプロピルベタイン液」化粧品「ラウラミドプロピルベタイン」

配合量が1%以下の成分
  • 植物エキス系
  • ヒアルロン酸系
  • コラーゲン系
  • ケラチン系
  • 防腐剤
  • 増粘剤
  • 酸化防止剤
  • キレート剤

多くの製品では、イメージのいい美容成分を成分表記の中で一番上にもってきます。

そして美容成分、とくに◯◯◯エキスや◯◯◯コラーゲンなどの植物エキスや保湿剤は1%以上配合することが基本的にはできません。

つまり、その成分が記載されているところからはすべて1%以下という見方ができます。

Shampoo

おすすめシャンプー

基本構造

化粧品の構造について解説します。

化粧品の成分一覧には、70〜100%を占めるベース成分という主成分があり、「基材」と言います。

残りの30〜0%の部分が「機能性成分」・「感覚性成分」・「安定化成分」の3つの種類となる成分で構成されています。

「機能性成分」には、美白・抗酸化・抗炎症・紫外線防止、「感性成分」には、着色・香り・音感、「安定化成分」には、防腐・pH調節・粘度調節・キレート、などの成分が種類分けされます。

ベース成分の種類解説と成分一覧

ベース成分には、水性成分・油性成分・界面活性剤・顔料・粉体のいずれかが含まれる「基材」となります。

水性成分について

成分の種類内容
ただの水ではなく、精製水、天然水、植物蒸留水、樹皮液などがあります
エタノール揮発性があり、清涼感・抗菌・防腐の働きがあります
多価アルコール保湿・保水作用があり、基本的には保湿剤として使用され、抗菌・防腐作用もあるため多様性があります

水性成分には、水、エタノール、BG、グリセリンなどがあり、肌を柔軟にして成分の浸透を高める皮膚コンディショニング、うるおいを与えて保つ役割があります。

油性成分について

成分の種類内容
炭化水素皮膚に皮膜を形成して水分の蒸散を防ぐ役割があります。
高級脂肪酸水と馴染みやすい乳化剤
高級アルコール安定性や質感をよくする役割があります。
油脂皮膚の水分蒸散抑制作用や柔軟効果などエモリエント効果があります。
ロウ光沢剤・粘土調節・乳化安定化剤
シリコーン安定性が高く、使用感がよくなる効果があります。

油性成分にはワセリン・ミネラルオイル、皮膚に対する保水・柔軟・保護などの役割があります。

界面活性剤について

成分の種類名称主な用途
陰イオン界面活性剤アニオン界面活性剤シャンプー・ボディソープ
陽イオン界面活性剤カチオン界面活性剤リンス・トリートメント
両面界面活性剤アンホ界面活性剤シャンプー・ボディソープ
非イオン界面活性剤ノニオン界面活性剤さまざまな製品

界面活性剤には、陰イオン界面活性剤(シャンプーに含まれる)・陽イオン界面活性剤(トリートメントに含まれる)などを含めた4種類があります。

主な特徴としては、洗浄性および起泡性、静電気でもあるマイナス電子と結合して帯電防止、殺菌効果などがあります。

シャンプーやトリートメントに、顔料や粉体は含まれてはいません。

これらのベース成分を基材として上で、機能成分によって髪や頭皮にいい成分を加えて、感覚性成分と安定化成分で香りや色、泡立ちなどの使用感や、品質の保持をしています。

毛髪の保湿・保護・修復成分について

保湿成分の役割には、水分量を増加させて柔軟化・水分蒸発を抑えて柔軟化・皮膚の状態を整える機能的効果をもたらす、役割があります。

保湿成分は、エモリエント成分に分別されますがが、水分量増加や柔軟性を付与するだけでなく、間接的に水分蒸散を防ぐ効果もある、水分量を保持する特徴もあります。

毛髪保湿や毛髪保護、毛髪修復(補修)作用については、製品ブランドによる技術情報の公開などがされていて、例えば「加水分解ケラチン」などは、花王によって「パーマ処理を行ったことのない20人の日本女性の頭髪を洗髪、すすぎ、タオルドライ後にドライヤーにより乾燥させ、髪の滑らかさおよび髪のツヤについて評価」しているとあり、検証結果として毛髪修復効果が認められています。

エモリエント成分について

エモリエント成分は、皮膚コンディショニング成分の一種であり、皮膚からの水分蒸発を抑え、柔軟性やなめらかさを付与する役割があります。

エモリエント成分の作用ポイント

作用ポイントには、皮膚からの水分蒸発をおさえて、柔軟性となめらかさを付与することです。

さまざまな油剤があり、分子量や維持時間、粘性、使用感などがことなっているため、製品によって組み合わせて使われているとされています。

さらに、バリア機能の改善目的で配合されることもあります。

香料について

香料とは、香りをつけるための成分です。

リラックス・リラクゼーション効果があるものが増えてきており、香りを楽しむプロダクトも増えてきています。

多くの場合、合成香料だけでなく、天然香料と組み合わせて配合されています。

複数の香料成分配合によって時間が経過することで香りの種類が変わるなどもあります。

成分表記から見るレビューのルール

レビューの内容は、個人の感想であり効果効能または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。内容については、予告なく変更になる可能性があります。

個人的なレビューのルールとしては、化粧品の成分表記と実際の使用感などを大事にしています。

  1. 基剤、保湿成分(保護・修復)、感性成分、安定化成分の構成バランス
  2. 界面活性剤の種類
  3. 保湿成分(保護・修復)の種類

これらをプラダクトの「スペック」と解析するだけでなく、実際に体験します。

  • 洗浄性の使用感
  • 髪・頭皮への使用感
  • 猫毛やくせ毛などのまとまり
  • カラーやパーマなどのダメージケア効果

などの効果を調査します。

洗浄成分・界面活性剤が重要

水だけでは落ちない、頭皮の皮脂やスタイリング剤などの汚れを落とす働きをします。

この界面活性剤にもいくつか種類があり、大事になるのは「アミノ酸系界面活性剤」。マイルドなものが多く、髪や頭皮にはいいです。

もっと詳しくいうと、洗浄成分にもいくつかの種類があり、

  • 洗浄基剤
  • 洗浄助剤
  • コンデイショニング剤
  • その他の添加剤

さらに「両面活性剤」はアミノ酸よりもマイルドなものが多く、人によって洗い足りないケースもありますが、アミノ酸で合わないという方にはおすすめできます。

界面活性剤の働きとしては、

  1. 界面活性剤が油汚れに浸透吸着
  2. 油汚れを水に引き出す
  3. 油・汚れなどを取り囲み、水中に分散
  4. 洗いながされる

シャンプーに使われる界面活性剤には、洗浄力が強いものから弱いものまで様々です。

水性成分・油性成分は次に大切

水性成分・油性成分はヘアケア・スカルプケアに関係する大切な成分です。

とはいえ基本的には1%以下という配合量になります。

「そんな少量でも意味はあるのか?」

個人的には「効果はある」と考えています。

もちろん少量なので、効果はないという情報も一理ありますが、実際に使ってみてよかったものには、この成分が記載されているものが多く、界面活性剤のほうが重要ではあるものの、水性成分・油性成分も同じように大事になると考えています。

例えば、ヒアルロン酸やセラミドなどは保湿力が高く、ケラチンなどには髪を補修する効果があるとされています。これらはだいたいのシャンプーでは、1%未満の配合量ですが、効果は十分に期待できます。

コンディショニング剤を含めた安定化成分によって、脱脂力の強い界面活性剤であっても、瞬間的にはいい使用感になることもあるからです。

自分たちは研究者ではなく、美容師なので成分についてはよくわかっていないのが本音ではありますが、経験と知識、実際の使用感などで解析をしています。