ファイバークリニクス トライボンドシャンプーを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「ファイバークリニクス トライボンド シャンプー」は、髪や頭皮の汚れをほどよく落としつつ、補修成分を浸透させるアイテムです。
このアイテムは多様なニーズに応えることができるサロンメニューとの組み合わせができる専売用シャンプーです。
ファイバークリニクス トライボンドシャンプー
メリット
- 快適な使用感
- 保湿性は高い
- 香りが良い
デメリット
- 価格は高い
- 補修力が弱め
なお、「美容師おすすめのシュワルツコフのシャンプー」も下の記事にまとめているので、合わせて参考にしてください。
この記事の目次
「ファイバークリニクス トライボンドシャンプー」の特徴
今回の記事では、「ファイバークリニクス トライボンドシャンプー&トリートメント」を実際に使ってレビューします。
このアイテムは、サロンメニューとの組み合わせで使うアイテムではあるものの、素材とは単品でも使えるほど優秀です。
ファイバークリニクスの特徴は、多様なニーズで応えるサロンメニュー(サロントリートメント)です。
- ドイツ発の最新毛髪補修
- 内部からケアする「トライボンドテクノロジー」
- 外部からケアする「C21テクノロジー」
ヘアスタイリストによるカウンセリングをベースに、お客様の悩みに合わせた商品を選択、
クイックな施術とベストなケアカクテル調合で、悩みに応じたオリジナルカスタマイズメニューをキレイにします。
実際に購入しました
- ファイバークリニクス トライボンドシャンプー
- ファイバークリニクス トライボンドファイントリートメント
ボトルのデザインやフォルムについて
片手で持つことができない大きめなサイズ感とキレイなブラックカラーが特徴となるトライボンド シャンプー。
このシャンプーはサイズが1000mlしかなく、かなりの大容量になっています。
シンプルなフォルムにはなっていますが、容器の素材が良いため手触りがとても良いです。
ファイバークリニクスのロゴやケミカルマークもシンプルになっているので、男性でも女性でも使いやすいものになっています。
一方でトリートメントはサイズが半分の500gと、かなりコンパクトになっています。
とはいえ片手で持つには少々重い。
成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ココイルメチルタウリンNa、ヤシ油アルキルグルコシド、塩化Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)ステシュモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、パンテノール、ヤシ脂肪酸、乳酸AI、ポリクオタニウム-22、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、安息香酸Na、PEG-40水添ヒマシ油、乳酸、香料
トリートメント
水、セテアリルアルコール、ベヘノイルPGトリモニウムクロリド、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチコン、ジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、加水分解ケラチン(羊毛)、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウウムサルフェート、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、パンテノール、クエン酸、ヘキシレングリコール、ジステアリン酸グリコール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、ジメチコノール、DPG、乳酸AI、香料
全体的にバランスは良く程よい洗浄力に加えて、保湿力もしっかりと構成されているヘアケアアイテムになっています。
シャンプーには、オレフィン(脱脂力が強めの成分)が構成されているものの、主成分ではない上に、その他の美容成分はモリモリ構成されているためカバーされているといった印象に。ケラチンにパンテノールと補修成分がしっかり構成されています。
さらに、トリートメントにも補修成分がしっかりと構成されています。
さすがサロンメニューのホームケアということで、品質の高い構成になっています。手触りを良くするというよりもダメージを補修するためのアイテムといった感じです。
成分構成だけ見ると、バランスもよく品質も高いため使用感も良さそうなヘアケアといった感じ。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
POINT
シャンプーの香り
まずは手に出してみると、香りが強めでシトラス系なので好印象。
苦手な人でもしつこくないため、使いやすそう。
しっとりしたシャンプー剤で、水っぽさもありますが重さもしっかりあります。
POINT
シャンプーの泡立ち
泡立ちは少し微妙、泡も大きくはなりづらい。
ですが、泡質はしっかりしているため、きめ細やかな泡なので手触りが良いです。
POINT
髪や頭皮への使用感
実際にシャンプーをしてみると、少しパワーが強めな印象。
頭皮の引っかかりも少しあり、髪へも少し微妙な感じです。まぁ強すぎるほどでもないので許容範囲内かと。
濃厚なトリートメント、こちらも実際に使用していきます。
かなりしっかりしていますが、香りは強すぎない感じで使いやすい。
余計なベタつきはなく、シャンプーは微妙かと思いましたが、トリートメントは驚くほどしっとりと、かつ手触りを良くしてくれました。
POINT
レビューまとめ
メリット
- 劇的に変わる補修力
- ツルツルになる手触り
- コスパに優れている
デメリット
- 少し洗浄力が強め
- シャンプーは全体的に使いづらい
- 発売されたばかりで取り扱いが少ない
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
POINT
バランスの良い使用感、効果性の高さ、コスパ性の高さなど使いやすいアイテムになっています。サロンメニューとの組み合わせが基本ですが、単品使用でも問題なく使えます。
実際に使ってみましたが、気になる点はあるものの、サロンメニューなしでも十分に使えるアイテムでした。
シャンプーは少し強めな印象ですが、トリートメントの補修力が強くキレイにしてくれる分バランスのとれたセットになっています。
さらに、容量が大きいせいか使いづらさはありますが、その分コスパ性が高くて価格的には優しいといった内容になっています。
わたし自身も使ってみましたが、シャンプーは少し使いづらさがありましたが、トリートメントはかなり良い質感になってくれて、収まりやまとまりが良くなってくれました。
とはいえこのシリーズのすごいところは、やはりトリートメントの補修力の高さにあります。
想像以上に髪の手触りが変わってくれるので、これだけでも使う価値があります。というかむしろトリートメントこそ使うべきアイテムかなと個人的には考えています。
シャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
POINT
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
POINT
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
POINT
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
POINT
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
POINT
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
POINT
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ファイバークリニクス トライボンドシャンプー&トリートメント」のシャンプー&トリートメントについて書きました。
今回の記事では実際に使ってみましたが、気になる点はありますがサロン専売らしいクオリティのアイテムでした。
スペック
ブランド名 | ファイバークリニクス |
製品名 | トライボンドシャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 250ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ココイルメチルタウリンNa、ヤシ油アルキルグルコシド、塩化Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na |
香り | フローラル |
メーカー | シュワルツコフ |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
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