今回紹介する「プロアクション フォーシー シャンプー」は、ヘアカラー後のデリケートな髪のケアをするためのシャンプーです。

さらにこのアイテムは、髪のpHバランスを整えて、褪色や変色を抑え、カラーを美しく保つことができます。


- 快適に使える使用感
- リラックスできる香り
- 仕上がりやまとまりが良い
- 保湿性が物足りない
- 特化部分が弱い
「プロアクションフォーシー シャンプー」の特徴





今回の記事では、プロアクション フォーシー シャンプーを実際に使ってレビューします。



このアイテムは、カラー専用のヘアケアでマイルドな洗浄力や適度なバッファー作用など、カラーの褪色や変色を起こしにくい工夫をしています。
フォーシーシャンプーの特徴は、褪色しやすい洗浄成分が少ないこと、健康な髪のpHに戻すこと、髪の内部を強化すること、などを組み合わせヘアカラーの褪色を少なくしています。
- クレアチンが髪を強化し、擬似CMCが擬似コルテックスをつくってカラーの定着
- ウォーム/クールでは一緒に色素を補充して、褪色部分をカバー
フォーシートリートメントウォーム&クールは、ブラウン系の塩基性染料によって、色素を補うことで、サロンカラーを損なわずに積極的に褪色ケアをします。
ボトルのデザインやフォルムについて
細長くクリアボトルが美しいのが特徴のフォーシーシャンプー。片手でも覆える細身のシルエットは個性があり、サロン専売らしいクオリティに。
シンプルですがクリアなボトルは透明感もあるだけでなく高級感もあります。シャンプーボトルには軽さがあるため、普通に使いやすく出しやすそうなので使いやすい印象です。
一方トリートメントも細身のシルエットなのでシャンプー同様のデザイン。
細身で軽さがあるトリートメントの使用感は良さそう。
クリアではなく真っ白なボトルにロゴとシャンプーと合わせることでよりおしゃれな感じに。
トータルすると、インテリアとしてもオシャレで使用感も良さそうで高級感もあるため、まさにサロン専売品という感じのアイテムの印象です。
成分の内容と検証


全成分を見る
シャンプー
水、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa,ココイルグルタミン酸Na,コカミドメチルMEA,グリセリン、PEG-7グリセリルココエート、ポリクオタニウム-10、ジステアリン酸PEG-150,PCA,ジメチコンコポリオール、PCA-N、DPG,イソステアロイル乳酸Na,カタラーゼ、ベタイン、クレアチン、アルギニン、安息香酸Na,ペンテト酸5Na,塩化Na,メチルパラベン、プロピルパラベン、香料
トリートメント
水、セテアリルアルコール、グリセリン、シクロメチコン、アモジメチコン、ベへントリモニウムクロリド、クレアチン、ジメチコン、エタノール、ジステアリルジモニウムクロリド、カチオン化加水分解コムギタンパク-3、リン脂質、スフィンゴ脂質、カタラーゼ、ベタイン、PCA,PCA-Na,アルギニン、塩化Na,メトキシケイヒ酸オクチル、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料、エチドロン酸
優しい洗い心地ができる成分に加えてヘアカラーに合わせた成分構成は好印象。
コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa,ココイルグルタミン酸Na,コカミドメチルMEA、とマイルドな洗浄成分。
加えて、カタラーゼ、ベタイン、クレアチンとヘアカラーとの相性が良いというのは貴重なアイテムです。



個人的には、数少ないヘアカラーのアフターケアができるアイテムという感じでしょうか。
とはいえダメージケアできる成分などはないため、安易に選ぶのは注意が必要になります。
シャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
シャンプーの香り


手に出してみると、ボトルがかたくて少しシャンプーが出しにくい。香りは強すぎずでちょうど良い感じでフローラル。
レビューまとめ
- ヘアカラーのアフターケアができる貴重なラインナップ
- サロン専売の中では断トツのコスパ
- 補修成分が少なくダメージヘアには向かない
- バランスは良いものの平均値よりは下回る
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
ヘアカラーのアフターケアに特化したシャンプーでトリートメントにも染料が入っているため特殊なアイテム。実際に使ってみましたが、非常に使い勝手の良いラインナップでヘアカラー直後から使えるアイテムです。
ヘアカラー後の残留アルカリをバッファーするシャンプー、加えて色持ち効果のあるトリートメント、塩基性染料に入っている2タイプのトリートメントと貴重なアイテムです。
ヘアケアと一緒にカラーのアフターケアまでできるのは使いやすいものでもあります。



くせ毛でロングヘアの私も使ってみましたが、やはり髪質で考えると少し合わなかったです。
ヘアカラーには上手くアプローチできるものの、やはり髪質別な悩みへの対応は少し弱い印所です。
サロン専売のクオリティとしては「中の中」ぐらいな感じでしょうか。
シャンプーの効果的な使い方


ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
ブラッシング


シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
流し(すすぎ)


- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
シャンプーはしっかりと泡立てる


- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう


実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
トリートメントもやさしく丁寧に


水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
最後のすすぎ


トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「プロアクション フォーシー シャンプー」について書きました。



実際に使ってみましたが、マイルドな洗浄感と色持ち効果のある使用感は良い印象でした。
スペック
ブランド名 | プロアクション |
製品名 | フォーシー シャンプー |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 170ml |
主な洗浄成分 | コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa,ココイルグルタミン酸Na,コカミドメチルMEA |
香り | フローラル |
メーカー | ナンバースリー |
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