朝シャンと夜シャン、あなたに合っているのはどっち?(メリット&デメリット)
きしです。「1から学ぶ美髪つくりの方法(シャンプー編)」の6回目の記事になります。
シャンプーに関する基礎的なことから、応用まで進んできましたが、ここでタイミングについてのお話も絡めていきます。シャンプーのタイミングというのはとても重要です。
というのもタイミングを間違えるだけで、長期的に見るとトラブルになることもあります。
この記事のポイント
- 朝シャンの特徴&メリット、注意点の解説
あなたは、朝シャン派ですか?夜シャン派ですか?
自分の好みやライフスタイルによって、朝にする人と夜にする人とはそれぞれではある、朝シャンと夜シャン。
シャンプーなんてどっちでもいいんじゃない?
と、あなどってはいけません。
毎日するシャンプーは1日1回であったとしても、365日で365回もシャンプーをします。そんな毎日するシャンプーもタイミングが間違えば髪にも大きな負担がかかります。
当記事では、朝シャン・夜シャンの特徴とどちらが良いのかを分かりやすくお話します。
この記事の目次
朝シャンとは?夜シャンとは?
朝シャンとは、シンプルに朝にシャンプーをすることを省略されているだけです。少し深堀りしていきます。
朝シャンをする人も増えてきていますが、私はだんぜん夜シャン派ですね。
「朝シャン夜シャン」というのは、どのタイミングでシャンプーをするのかによって変えます。朝にシャンプー(お風呂)をすれば朝シャン、夜にシャンプー(お風呂)すれば夜シャンとなります。
そもそも夜シャンというワードはなく、普通の時間帯(だいたい18時〜21時前後)にシャンプーするだけなので、朝シャンする人のみが使うワードとなります。夜にシャンプーしている人が「夜シャン」なんて使いませんからね。
しかし、それでも流行した朝シャンというワードの対義語として、夜シャンというワードも生まれました。
常に、比較される対象でもある、朝シャンと夜シャンはどちらが良いのでしょうか?
それは、何を優先させるかによって大きく変わるので、分かりやすく紹介していきます。
「朝シャン」とは?
「朝シャンって何?」って人のために、朝シャンについてもお話していきます。
流行語大賞にもなった朝シャン。上記にもあるように朝にシャンプーをすることを略したワードです。
今では一般的になっている朝シャンですが、昔は今ほど一般的なものではありませんでした。
朝シャンは、朝にシャンプーをするところを1987年にCMで放送したことを、キッカケに認知度が上がったのが始まりとなります。
その年には、朝シャンが流行語大賞となり、女子高生を中心に広がったとされています。
- 朝シャンをするために、朝食を抜くなど健康面でのデメリットが叫ばれましたが、朝にシャワーを浴びることで寝汗や寝癖を流せるなど、多くのメリットが注目されたのです。
今では一般的になった朝シャンは、夜にお風呂に入らず朝のシャワーだけで終わらす人のことも指します。
現代では、3人に1人の割合で朝のシャワーだけで終わらす人がいるので、朝起きたときの寝汗とともに、寝ぐせや体臭も防げるので、朝シャンをする人が増えてきているらしいです。
目次に戻る「朝シャン」と「夜シャン」のメリット
朝シャンと夜シャンのメリットについてお話します。
朝シャンにも、夜シャンにもメリットがあるので、自分に合った方を選ぶとよいですね。
ぼくは朝シャンはこの記事を書くまでしたことはありませんでした。なので、実際に朝シャンを10日ほど体験してみました。
朝シャンの場合は、夜にシャワーだけのお湯シャンのみで、朝にシャンプーをします。
朝シャンのメリット
- 寝汗・寝ぐせが簡単に解決できる
- カラダの血行が良くなる
- カラダのコリがなくなる
- 朝から気分がスッキリする
- 朝にシャンプーをすることによって髪がまとまる
夜シャンのメリット
- 1日の汚れをスッキリとることができる
- 清潔な状態で就寝できる
- 時間にゆとりがもてる
- 夜にリラックスする
- 熟睡できる
- 地肌にとって良い
朝シャンの注目すべきは、寝汗や寝ぐせが簡単に解決できる「効率化」だと思います。
ショートやミディアムスタイルなど、寝ぐせがつきやすい長さでは、一度ついてしまうと直すのに一手間かかります。それを簡単に解決できるとなったら、魅力を感じてしまいますよね。
さらに、朝からシャンプーをすることによって爽快感もあり、仕事などの効率化に繋がりました。
しかし、逆に朝シャンをすることによって、必要な皮脂まで洗い流してしまい、地肌の乾燥やダメージにもなるというデメリットもあります。そして夜にシャンプーができないことから、清潔面は悪くなります。
夜シャンでは、やはり地肌が清潔になるというのが、一番のメリットではないでしょうか。
髪が生えてくる頭皮には、「ターンオーバー」というサイクルが存在します。このサイクルのおかげで、地肌は健康な髪を育てることができるのです。
ターンオーバーのイメージ図
地肌や髪にとっても、就寝時間は休まる期間になっているので、とても重要な時間です。
- 汚れが残っている状態では、熟睡の邪魔になる上に、地肌環境にも悪いのです。そのため朝シャンの習慣がある人には、つらいだろうけど夜シャンの方が、健康的ではあります。
朝シャンにも夜シャンにも、もちろんどちらにもメリットがありますが、夜シャンが1番おすすめです。
地肌的には夜にシャンプーをする方が良い
としては完全に夜にシャンプーをした方が良いです。
地肌の清潔面からのサイクルが、健やかな頭皮をつくることに必須だからです。
寝る前に汚れを残した状態にしておくというのは、とても危険な状態で、夜に汚れを落とすというのは、とても大切なことです。
逆に言うと夜にシャンプーをしないことにより髪にとって大切なヘアサイクルを乱してしまう恐れがあります。
地肌も髪も傷みやすいといわれている日本人は、とくにシャンプーが必要となります。
毎日シャンプーをしないことで…
- 皮脂がが過酸化脂質に変化する
- 毛穴に汚れがつまる
- 頭皮トラブルが発生してヘアサイクルが乱れる
頭皮はこのように何層にもなっているものです。
この表皮という部分に汚れがたまり、毛穴をつまらせてしまうことで、地肌トラブルの起因になります。
夜にシャンプーをしてあげることで、ターンオーバーの循環を良くしてくれます。結果としてヘアサイクルの循環も良くなってくれるのです。
簡単にまとめると、
- 専門的には夜にするほうがオススメ
- 朝シャンのみだとサイクルの循環が悪くなる
- 頭皮から始まり、これから生えてくる髪にも悪影響
ちなみに「両方するのはどう?」という質問にも答えておくと、結論としては極力やめたほうがいいです。
シャンプーというのは清潔にするという目的の裏に、洗浄力による髪や頭皮への負担というものがあります。1日に2回のシャンプーというのは過度に洗いすぎといっても良いです。
できるだけ夜にシャンプーというルーティンにすべきだと考えています。
目次に戻るあとがき
結果としては、夜シャンを全力で推奨しています。
好みもありますが、としても地肌のために夜にシャンプーをしてあげましょう。
ぼく自身も朝シャンと夜シャンを経験して、実際に感じたことも交えて書いてみました。
朝シャンと夜シャンでは、夜シャンの方を圧倒的におすすめをしています。
もちろん、それぞれにメリットもありますが、ライフスタイルも含め、夜にシャンプーしてあげる方が地肌環境はよくなるからです。髪は無限に生え続けるわけではありませんからね。
髪にとって邪魔となる汚れはできるだけ排除して、健やかな髪つくりを意識してみましょう。
シャンプーには、地肌や髪への負担もあるのでシャンプー自体を、変えてあげることで髪や地肌が良くなります。
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