ミュリアム シャンプーGを美容師が本音レビュー!良い&悪い口コミ評価&成分解析の効果を検証!
今回紹介する「ミュリアム シャンプー 」は、ヘアスタイルのフォルム(形)をケアするので、猫っ毛や細毛の髪質の悩みをケアするシャンプーです。
このアイテムは、独自のエアリーメイク処方で空気感のあるツヤ髪にしてくれます。
ミュリアム シャンプーG
メリット
- 快適に使える使用感
- リラックスできる香り
- 仕上がりやまとまりが良い
デメリット
- 洗浄性がやや強め
- 特化部分が弱い
- 保湿性が物足りない
この記事の目次
「ミュリアム シャンプー G」の特徴
今回の記事では、ミュリアムのシャンプー&トリートメントを実際に使ってレビューします。
スタイルやフォルムに合わせてヘアケアをするというのがミュリアムシリーズの特徴です。
ミュリアムのテーマは、「サロンで仕上げたフォルムを1日限定にしたくない」というコンセプトの元、ヘアスタイルのフォルムに合わせて髪質を整え、サロン帰りの美しさをさらに高めていくヘアケアシリーズです。
髪の内側と外側からツヤ感を高め、カラーしたヘアもより魅力的に。
美しいフォルムをより美しくみせるのは、髪のツヤ感で厳選したツヤ出し成分で、光に満ちた輝く髪へ導きます。
実際に購入しました
ボトルのデザインやフォルムについて
キレイなクリアレッドが特徴となるミュリアムシャンプー。片手でもストレスなく使用することができる絶妙なサイズ感。サロン専売らしい美しさがあるデザインクオリティは、シンプルな中に高級感があります。
ボトルは全く重さはないのですが、安定感はしっかりあるため使いやすそうな印象があります。このサイズ(250ml)ではプッシュ式ではないため、量の調節には注意が必要になります。
一方でトリートメントは赤というよりもピンク色。シャンプーと同じサイズ感なので使用感も良い感じ。
チューブタイプになっていますが、シャンプーよりも固さがあるため量の調節はしやすいためこちらは問題なさそう。
トータルすると、サロン専売らしいクオリティでデザインや使用感が良いアイテムです。高級感もあるのもポイント。
目次に戻る成分の内容と検証
全成分を見る
シャンプー
水、(C12、13)パレス-3硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウラミドDEA、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ラウロイルアスパラギン酸Na、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ラウロイル加水分解シルクNa、モウソウチクタケノコ皮エキス、アルギン酸Na、カニナバラ果実エキス、ポリクオタニオタニウム-48、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP、塩化Na、BG、エタノール、HEDTA-3Na、エチルヘキシルグリセリン、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
トリートメント
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、セタノール、グリセリン、ベヘントリモニウムメトサルフェート、ステアルトリモニウムクロリド、ステアリルアルコール、ポリクオタニウム-48、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、セテアリルグルコシド、(加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、モウソウス、カニナバラ果実エキス、セラミド2、ミリスチン酸ポリグリセチル-10、BG、コレステロール、エタノール、トコフェロール、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、香料
次に成分を見ていきます。
まずは洗浄成分は、(C12、13)パレス-3硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウラミドDEA、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ラウロイルアスパラギン酸Na、と全体的に強めの脱脂力。
とくにオレフィンパレスなど硫酸系の洗浄成分が気になるところでもあります。
そのほかの美容成分では、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ラウロイル加水分解シルクNa、モウソウチクタケノコ皮エキス、カニナバラ果実エキス、とバランスよく構成されているため、脱脂力が強いだけではありません。
ケラチンなどの補修成分も多く、ダメージヘアにも良さそうですが、脱脂力とのバランスが気になるといった感じでしょうか。
簡易的にまとめると、成分的に気になる所はあるものの良さそうなポイントもあるアイテム。
目次に戻るシャンプーを実際に使用して効果を本音レビュー【香り・泡立ち・洗いごこち】
POINT
レビューまとめ
メリット
- デザインや使用感などバランスに優れたヘアケアアイテム
- 髪質や頭皮に左右されることなく万能的に使いやすい
デメリット
- 洗浄成分が強めなので長期使用での不安はある
- くせ毛やダメージヘアには物足りなさもある
シャンプーの解析・評価・使用感のまとめ
バランスの良さはサロン専売らしいアイテムで使いやすく万能的に使えるシャンプー&トリートメント。実際に使ってみると、洗浄成分が強めなのが気にならないくらい使用感がよく、美容成分(補修系・自然系・エモリエント系)がバランスよく構成されているため、万能的に使えるシャンプーといった感じになります。
さすがサロン専売ということ感じのアイテムでしょうか。
くせ毛とロングヘアの私が使いましたが、問題なく使えましたが、少し物足りなさが否めないアイテムでした。
内容だけでなく、見た目のデザインも良く使いやすいものの、やはり物足りなさを感じるアイテムというのが個人的な結論となります。
サロン専売の中では「中ラインの上」といった感じでしょうか。
目次に戻るシャンプーの効果的な使い方
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということに着眼しています。その上で、とくに重要となることがあります。
それは、「髪を優しく扱うということ」です。
もし、頭皮をスッキリさせるためや、よりキレイにするために、”ゴシゴシと洗ってる”という人がいたら、少し待ってください。
実は、シャンプーをゴシゴシしなくても汚れは簡単に落ちるものなのです。
「髪を優しく、丁寧に扱う」ことを意識していけば、必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
POINT
ブラッシング
シャンプー前に汚れを落として絡まりを防ぐ効果もあります。少し粗い大きめのブラシもしくは、クシでとかしてあげましょう。
POINT
流し(すすぎ)
- 髪はシャワーのお湯ですすぎましょう
- 髪よりも頭皮をかくようにしましょう
- 時間的には2〜3分程度
- トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
- 最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
- 上を向いてシャワーを上➔下に流すようにして全体によくすすぐようにしましょう。
すすぎは約2〜3分前後を目安に指の腹でやさしくやってあげましょう。
よく汗をかいた後や、スタイリング剤がついてるなどの場合は、皮脂などの油分が邪魔してシャンプーがなかなか泡立ちません。ですが、髪の汚れの大半はこの流しだけでとれるといわれています。ほとんどの汚れはお湯のみで落ちるのです。
流しでは、しっかりと8割の汚れを落とし、残り2割をシャンプーで落としてあげるようなイメージが大切です。
POINT
シャンプーはしっかりと泡立てる
- シャンプー剤は手のひらで泡だててから髪につける
- 一気に出しすぎない
泡立てがしっかりしていれば、シャンプー中の髪の指通りがよくなり、髪への負担が軽減されます。
多くの人は、シャンプーをするときには、何も考えずに洗髪をしてしまいますが、髪というのはとても繊細でデリケートです。たとえば、髪に直接シャンプーをつけてしまうことによって、泡立てをする摩擦によって髪には負担になってしまいます。
シャンプーの泡立てをするときには、手の上にシャンプーが溢れない程度(100円玉量程度)を、手の上で円を描くようにして優しく、しっかりと泡立をしてから髪につけるようにしましょう。
定期的に空気をいれながら、円を描くようにしてあげると、泡が立ちやすくなるので実践してみてください。うまくいかない場合は洗顔用の泡立てネットを使って泡立てるのも効果的です。とても大きく優しくなります。
いい泡でシャンプーができるようになると、髪の毛や頭皮を綺麗な状態をキープしやすくなるだけでなく、ダメージ予防、トラブル予防になります。
POINT
シャンプーをする時は頭皮をメインに洗いましょう
実は、髪についている汚れなどは、あまりシャンプーは必要なくて、シャワーだけでとれてしまうのです。
シャンプーがもっとも必要になるのが、頭皮の汚れなのです。
頭皮をメインにシャンプーで洗って、髪は手ぐしを通す程度でも十分にキレイに洗えているのです。
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い、こすり洗い
- 耳周りや首周りをよく洗いましょう
しかし、頭皮の皮脂がきちんと洗えていないことにより皮脂は酸化し過酸化脂質となります。これが頭皮の臭いの原因や、症状を放置していると、薄毛や抜け毛の原因にもなります。
髪が長い人ほど、洗い残しがあるので耳周りや顔まわりといった、洗いにくい部分もしっかりと洗ってあげましょう。
洗う時は指の腹の部分で洗う
頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
POINT
トリートメントもやさしく丁寧に
水分により髪のキューティクルは開き、髪のすべりが悪くなるために摩擦がおきやすいので、トリートメントでキレイにしていきましょう。トリートメントをする時は、頭皮の根本付近の髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。ブラッシング用のクシもあれば完璧です。
さらに、両手のひらで優しく間に挟み、すべらすようにして整えてあげるのも効果的です。
POINT
最後のすすぎ
トリートメントのすすぎ残しも、頭皮トラブルや髪の毛のダメージにつながるのでしっかりとすすぎ流しましょう。ここまでがしっかりとできるようになれば自宅でのヘアケアのレベルが一段階アップします。
最後に軽くブラッシングしてあげることで、水分もとれるだけでなく、お風呂上がりのタオルドライも楽になるのでおすすめ。
あとがき
この記事では、「ナンバースリー ミュリアム シャンプー G」について書きました。
実際に使ってみましたが、バランスもよく使用感も中々良いアイテムでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご質問やご感想は、以下までお寄せください。
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スペック
ブランド名 | ミュリアム |
製品名 | シャンプーG |
商品区分 | シャンプー |
容量 | 250ml |
主な洗浄成分 | オレフィン(C12、13)パレス-3硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na |
香り | フローラル |
メーカー | ナンバースリー |
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