きしです。
前回の記事では、ノンシリコンシャンプーでもある「オーガニック・ボタニカル・スカルプの違い」についてお伝えしました。
実はこのノンシリコン系のシャンプーは、頭皮地肌などには優しい素材にはなっているものの、髪への使用感が微妙なことがデメリットになります。
とはいえそれで相性が悪いと決めつけるのは非常にもったいないです。
- ノンシリコン系のシャンプーを使うと髪が絡まる…
- 頭皮がつっぱった感じになる…
- 使ってみたけどなんだか微妙
そんな人に向けてノンシリコン系(オーガニック・ボタニカル・ノンシリコン)シャンプーの使い方をお話します。
ノンシリコン系のシャンプーにはメリットがあるように、逆にデメリットもあります。
そこばかりにフォーカスしてしまうと「オーガニックやボタニカルシャンプーはダメなんだ」となってしまいますが、実はシャンプーを正しく使うことで、最大限活用することができます。
この記事で正しい使い方をマスターすることで幸せになれるはずです。
目次
ノンシリコン系シャンプーの正しい使い方


きし
スカルプ系シャンプーにはメリットがあるように、デメリットも存在します。
そのデメリットを解決するには、シャンプーの使い方に工夫が必要があります。ここではスカルプやボタニカルシャンプーを上手く使う方法を話していきます。

廣瀬
まずは、シャンプーの目的にどのような認識をお持ちでしょうか?
シャンプーの目的
- 「汚れをおとす」
- 「キレイにする」
- 「スッキリする」
- 「リラックスする」
このように、さまざまな目的があると思います。
ここでのシャンプーのやり方は、キレイに洗髪してかつ髪への負担を減らすということを重点にお伝えしますので、自分の目的に合う人は読み進めてください。
髪をキレイにするシャンプーには、重要なポイントがあります。
それを意識していけば必ず髪の負担は減り、結果として髪はキレイになっていきますので、チャレンジしていきましょう。
そのポイントをおさえつつ、6つのテクニカルな話します。
- お風呂前のブラッシング
- シャンプー前のお湯すすぎ
- 泡立て
- 予洗い
- 洗い方
- トリートメント
これらのことを工夫していきましょう。
詳しくは別記事にまとめていますので、合わせて参考にどうぞ。
ノンシリコン系シャンプーは、軽やか質感とサラッとした洗い上がりが特徴になっています、しかしその反面、髪がきしんでしまったり、指通りが悪くなりがちです。
ボタニカルシャンプーのデメリットを見てみましょう。
- 泡立ちが悪い
- 匂いが残る
- 髪がきしむ
ボタニカルシャンプーを使うことでこのようなデメリットが上がってきます。これらは正しいシャンプー法によって解決することができます。
それぞれのデメリットを解決する方法についてお話していきます。
泡立ちの悪さが気になる人

きし
泡立ちの悪さが気になる人は、シャンプーだけでなく髪や地肌のコンディションにも気を配りましょう。
泡立ちよりも泡切れさせないために注意することでデメリットをカバーすることができます。

廣瀬
ボタニカルシャンプーの泡立ちをケアする方法をいくつかお話します。
優しく二度洗い
ノンシリコンシャンプーでは、優しく低刺激の洗浄成分なので、できるだけ予洗いを含める「二度洗い」をしましょう。
汚れや、余分な皮脂が泡立ちを悪くさせるので、予洗いでは汚れや皮脂を少しとってあげてから、頭皮と髪をキレイにすることで泡立ちの悪さをカバーすることができます。
予洗いとは、シャンプーする時の半分以下程度の量でいいので、軽く優しく洗ってあげる。頭皮の皮脂や、髪についたほこりなどをキレイにしてあげることのことを言います。
- 半プッシュほど軽めのシャンプー
- 手のひらで泡立てる
- 髪は指を通す程度
- 頭皮はもみ洗い
洗顔で、例えるところのクレンジング効果のあるものだと考えると良いです。
洗髪をする前に事前に余分なものを取り除くために、30秒ほどの軽めのシャンプーをしましょう。
ゴシゴシ洗わない
頭皮をかくようにしてゴシゴシと洗ってはいけません。
地肌を傷つけてしまうし、泡を飛ばしてしまうので、円を描くように優しく洗いましょう。
なら常識ですが、爪は必ず切っておきましょう。 頭皮を爪などで、傷つけてしまうと傷がついてしまって、さらに炎症をおこす恐れもあるので、指のはらの部分で洗うように心がけましょう。
頭皮も髪と同じく、とても繊細でデリケートになっていますので、優しく丁寧なシャンプーを心がけましょう。
注意してほしいのは髪を洗うのではなく、頭皮(地肌)を洗うイメージをもつことが大事になります。実は髪(毛髪)はお湯ですすぐだけでも、大方の汚れはとれてくれます。
揉み洗いを徹底
ゴシゴシと洗うよりも、指のはら部分にあるやわからい部分で、揉むようにして優しく洗ってあげましょう。
円を描くようにして揉み洗い、泡を飛ばさないように集めるようにして洗うことを徹底しましょう。
本来シャンプー剤が必要になるのは頭皮なので、髪を巻き込んでシャンプーする必要はありません。とくに絡まりやすい人はシャンプーの仕方には注意してください。
残り香が気になる人

きし
ボタニカルシャンプーでは自然由来成分の特有の柑橘系の香りが多いです。
私は柑橘系が好きでストレスがないですが、髪や地肌に残ることでストレスを感じる人も少なくはありません。

廣瀬
ここでは匂いが残る人への正しい使い方を話します。
髪をお湯でしっかりすすぐ
ボタニカルシャンプーの前後ではしっかりとお湯ですすぐ習慣をつけましょう。
時間的には1分30秒〜2分30秒ぐらいの間隔でしっかりと流します。髪や頭皮に残りやすいボタニカルの成分をしっかりと流すこと残る匂いも少なくなります。
トリートメントは毛先につける
匂いはトリートメントに多く配合されています。
そのため地肌付近よりも、毛先を中心に揉み込みながらつけて、残っている少量のトリートメントで地肌付近につけましょう。
- 適量をとり髪からつける
- もみ込み髪の中に水分をいれこむ
- 手に残った水分を地肌にもつけてあげる
最後に、トリートメントをする時は、頭皮ふきんの髪から毛先にかけて、手ぐしを通すようにしてトリートメントをつけましょう。
髪の絡まりが気になる人

きし
ダメージが気になる人は髪の絡まりやつっぱりも気になります。
私の髪もロングヘアでくせ毛なので、髪のつっぱりは気になっていました。

廣瀬
ボタニカルシャンプーの髪を保護する正しい使い方を話します。
トリートメントはスカルプ系よりもアミノ酸
ノンシリコン系を使う全ての人におすすめになりますが、トリートメントはたまにシリコン系シャンプー用のトリートメントがおすすめです。
シリコン入りが苦手な人も、毎日でなければそれほど気にする必要はありませんし、どうしても嫌な人は、本当に毛先にだけつければ良いのです。
ボタニカルシャンプーのトリートメントはシリコンが少ない分、髪への有効成分が少なく弱く、使い分けをしてあげることが、美容師的に一番おすすめ。
- できればリンス類はシリコン系がおすすめ
- 髪のダメージが気になったらアミノ酸トリートメント
- 髪の状態によって使い分ける
お風呂用の「ブラシ」がおすすめ
お風呂で使えるブラシであれば、どんなものでも良いですが、おすすめも詳細にまとめていますので参考にしてください。
これはボタニカルでもアミノ酸でも効果的な使い方です。トリートメントをつけたあとにコームブラシで優しくといてあげることで、浸透度も良くなるし、気持ち的にもキレイになります。
まとめ


きし
ノンシリコン系シャンプーの正しい使い方についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
この方法集は今すぐできることばかりなので、ボタニカルシャンプーのデメリットで悩む人は、ぜひ試してみてくださいね。

廣瀬
その他にもボタニカルシャンプーが髪に合っていないという可能性もあります。
自分の髪に合ったシャンプーを探すのも一つです。
ご参考になれば幸いです。
まずは知ってほしいこと
- ノンシリコンとシリコンはどっちがいい?シャンプーの選び方と決め方
- オーガニック?ボタニカル?スカルプ?それぞれのシャンプーの違いと正しい選び方
- 使いづらい?ノンシリコン系シャンプーの正しい3つの使い方 ◀当記事