パーマヘアの洗い方ってあるの?正しい洗い方があれば教えてほしい。
こういった疑問にお答えしていきます。
パーマヘアの正しい洗い方の解説
パーマをする方で一番多い質問というのが、「洗い方」についてのこと。
とくに初めてパーマされる方では「いつもどおりの洗い方でいいの?」なんて質問はよくあるものです。
そこで今回の記事では、パーマヘアを長持ちさせるための教えるパーマヘアの正しい洗い方について分かりやすくお話します。
- パーマヘアでのシャンプーの仕方
- パーマヘアではしないほうがいいこと
- 美容師的なシャンプーのコツ
パーマヘアの洗い方のコツ

パーマヘアの洗い方のコツについて分かりやすくお話していきます。



毎日するシャンプーだからこそ、洗い方を間違えると、パーマのスタイルへの影響は大きいものになります。
パーマにおいてシャンプーは”リセット”するものです。
リセットとは、今セットしている状態を取り消す行為のこと、つまり髪を素の状態に戻すことになります。
間違ったシャンプーをしてしまうと、パーマのスタイルの持ちが大きく変わったり、スタイリングへの影響も出ることになりますが、
正しくシャンプーをすることによって、パーマヘアは美しいまま保つことも可能です。
ここでは、シャンプーする時のポイントと一緒に「パーマヘアの正しいシャンプー法」をお伝えしていきます。
正しいシャンプーのポイント
- しっかりお湯ですすぐ
- 優しくシャンプーする
- 頭皮を洗う
- トリートメントは揉み込む
- お風呂上がりはブラッシングする
しっかりお湯ですすぐ



まずは、しっかりとお湯ですすぐことを意識しましょう。
できるだけ、手の摩擦で髪へ負担を与えないように、お湯の水圧だけで髪を動かすぐらいの感じで、しっかりとすすぎましょう。
シャワーヘッドを上から下に下ろす感じで、オールバック気味にしてあげると全体が効率よく、すすぐことができます。
その際に、手でこするというよりも、手で頭皮を揉むような感じを湯洗いをすると、髪への負担は激減します。
- 上から下にシャワーかけてしっかりとお湯ですすぐ
- 時間的に言えばロングヘアで2〜3分程度
- あまり手でこすらない
優しくシャンプーする



パーマヘアだけでなく、全てのヘアスタイルで言えることですが、まずは”優しく”、”丁寧”に洗う習慣をつけましょう。
もし、ゴシゴシとシャンプーをする習慣の方ならば、今すぐにやめましょう。
力任せに、荒く、洗うシャンプーには、髪を摩擦させ絡まりを増やすだけでなく、頭皮を傷つける原因にもなります。
中には、「ゴシゴシと洗わないと洗った気にならない」という方もいてますが、人間は”慣れ”の生き物です。
優しくシャンプーも半月もすれば慣れてきて、すぐに馴染むことでしょう。
頭皮を洗う



実は、髪をシャンプー剤で洗う必要って思っているより少なかったりするんです。
シャンプー剤の目的って、実は頭皮の洗浄が目的で、髪はそんなにシャンプーで洗う必要ってないんです。
髪の汚れって、シャワーやお湯でとけて意外にもスッと、とれてくれるんです。もちろんスタイリング剤を付けている場合はシャンプーする必要がありますが、手を通すぐらいで十分清潔になります。
できるだけ頭皮を揉み洗いするような感じで優しく洗い、髪はシャンプーを全体になじませ、指を通すぐらいの感じでとにかく丁寧に洗うようにしましょう。
トリートメントは揉み込む



トリートメントもコツがあります。
まずは、
- 毛先からつける
- 中間からつける
- 残った分で根本付近〜全体になじませるようにつける
多くのお客さまにアンケートをとったところ約半数以上が「まずは頭皮付近からつける」と答えました。
これかなり勿体無いんです。
まずは最もダメージの多いとされる毛先から付けてあげないと、トリートメントの効果は半減するので、手順を間違えないようにしましょう。
お風呂上がりはブラッシングする



お風呂上がりはキレイにブラッシングを推奨しています。
多くのさんはブラッシングをしないように言いますが、ぼくはブラッシングはすべきです。
ただでさえ絡まりやすいパーマヘアをブラッシングしないと、ずっと絡まったままになってしまいます。ブラッシング程度でパーマがだれることはありません。
お風呂上がりは必ずブラッシングしましょう。
パーマをブラッシングしたままで置いておかずに、ブラッシングしたあとは髪を握り上げるようにして、パーマヘアをつくると効果的です。
パーマヘアのシャンプー中に注意すべきこと



パーマヘアのシャンプーでしない方がいいことについてもまとめました。



シャンプーの仕方と一緒に参考にしてください。
とは言え「これだけでほんとに大丈夫なのか」という感じる方のために、逆のアドバイスとなる、こういうことはしない方がいいこともお伝えしていきます。
シャンプー法と一緒に参考にしてもらうことで、より一層髪を大切にすることができるはずです。
- 自然乾燥をする
- 毎日髪を結び、さらに結んでいる時間が長い
- 毎日ブラシブローでパーマを伸ばす
- 毎日ストレートアイロンをする
- 細かいブラシで髪を引っ張る
- ハードスプレーなどでガチガチに固める
見てわかるように、どれもが髪への負担になることばかりです。
肝心なのは、いかにして髪のダメージを少なくすることです。
シャンプー法を意識しつつ、こちらもの項目もしないように注意してみてください。
どれもがついついしちゃいそうなことばかりですが、パーマは奥の深い技術とともに繊細な技術でもあります。 髪にいくら負担をかけようとも、決してあなたに痛みを与えるものではありません。 だからこそ、髪を大切にしないと、髪はサインを送ってくれるわけでは無く、気づいたときには大変なことになっているやもしれません。
ちなみに、③④に関してはたまにする分には全く問題はありません。気分によってスタイルを変えたくなることはありますから。
あくまで毎日するのはNGということです。そもそもそれだとパーマの意味はありませんからね。
あとがき



教えるパーマヘアの正しいシャンプーの仕方についてまとめました。



すぐにできることばかりなので、できることから試してみてくださいね。
- しっかりお湯ですすぐ
- 優しくシャンプーする
- 頭皮を洗う
- トリートメントは揉み込む
- お風呂上がりはブラッシングする
とにかくパーマヘアは優しく丁寧にを意識してシャンプーをすることと、髪をグ〜っと伸ばすようにするのではなく揉み込むようにして伸ばさないように注意しましょう
パーマヘアは、横の動きの連なりになるため、髪の重さのような重力がかかり、必要以上にだれやすいものです。
加えて、ドライヤーの熱や、大気中のほこり、摩擦などダメージ要素にも注意が必要になります。
スタイリングはもちろんのこと、シャンプーやシャンプー法を見直すことが、長くキレイに維持するコツになります。
とは言え、「それだけでは不安だよ」って方のために髪に良いサロン専売のシャンプーを集めた記事も用意しているので、一緒に見てください。
こんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。