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【シャンプー剤の原材料・成分】美容師がさまざまなシャンプーを解説

【シャンプー剤の原材料・成分】美容師がさまざまなシャンプーを解説

この記事の内容

さまざまなシャンプー剤の原材料や構成などの解説

ぼくたちが日常的に使っているシャンプー。

美容師だけでなく一般の人でも毎日使っているものですが、そのシャンプーの原材料はどんなものがあるのでしょうか?

そのシャンプーには、さまざまな種類があって、原材料や成分によって異なります。

そこで当記事では、さまざまなシャンプーの原材料や成分からの特徴について分かりやすくお話します。

 

さまざまなシャンプーの種類

さまざまなシャンプーの種類

 きし
まずは、さまざまなシャンプーの種類について知りましょう。

つま

シャンプーにはさまざまな種類があり、それによって原材料が違うんですよ。

シャンプー剤には、さまざまな種類があってそれによって原材料や成分が違います。

髪をキレイにするものから、地肌に優しいもの、さまざまな目的によって使うシャンプーが違います。

シャンプーの種類

  1. 高級アルコール系シャンプー
  2. 石けん系シャンプー
  3. アミノ酸系シャンプー
  4. オーガニックシャンプー(ボタニカル)
この4種類のシャンプーになります。

 

高級アルコール系シャンプー

①の「高級アルコール系のシャンプー」は、市販されている大部分のシャンプー剤で、特に大手メーカーが販売しているシャンプー剤はこのタイプが多いです。

成分に香料が含まれているため香りが非常によく、泡立ちもいいので、たくさんの人使いやすいが特徴です。販売価格も低価格なものが多く、幅広く使われているシャンプーです。

石けん系シャンプー

②の「石けん系シャンプー」は、石けんをベースとしたシャンプー剤です。自然志向の方から絶大な信頼を寄せられています。

髪や頭皮への負担は少しありますが、人工的なものを使用していないのが特徴の1つです。

アミノ酸シャンプー

③の「アミノ酸シャンプー」は、肌に優しく髪にも優しいシャンプー剤として注目されているシャンプー剤です。美容室などのサロンや、ヘアケアを考えるシャンプー剤に多いタイプです。

とくに、髪の手触りやダメージケアなどに特化しているシャンプーです。

オーガニック系シャンプー

④のオーガニックシャンプーは、自然由来や有機栽培をメインとなり、地肌や髪に良いシャンプーです。こちらもも美容室などのサロンや、頭皮ケアを考えるシャンプー剤に多いタイプです。

とくに、頭皮に優しく地肌への負担を抑えることに特化しているシャンプーです。

 

それぞれの種類にメリットやデメリットがあるために、どのシャンプー剤を使うかというのは人によって変わります。

分かりやすくグラフ化

 種類高級アルコール系石けん系アミノ酸系オーガニック(ボタニカル)
洗浄力高い高い弱い弱い
刺激強い普通低刺激低刺激
メリット低コストに抑えれる低コスト、自然志向髪や頭皮に優しい髪や頭皮に優しい

さらに、それぞれシャンプーの原材料についても分かりやすくお話します。

 

シャンプー剤の構成

シャンプー剤の構成

 きし
シャンプー剤の成分構成についてもお話します。

つま

こんな感じでシャンプーができているんだってことを知っていきましょう。

シャンプー剤には、良い成分が入っていれば髪に良いとされていますが、シャンプーには構成ということも重要になっています。

シャンプー剤は主に次のもので構成されている

  • 水(精製水)
  • 界面活性剤
  • 頭皮に良い成分
  • 髪に良い成分
  • 香料
  • 着色料
  • 防腐剤

この7つからの成分構成となります。

水(精製水)

水はシャンプー剤の成分基材となります。

精製水とは、蒸留や濾過やイオン交換などの手法で濃度を上げた純粋な水のことです。精製水とは、水ですがただの水ではなく、髪につけるだけで髪をキレイになるといわれるほどです。

界面活性剤

シャンプー剤が髪や頭皮の汚れを洗い流したり、トリートメントで髪に油分を補給してまとまりやすくする時に重要な役割をするのが界面活性剤といわれるものです。

界面活性剤は水となじみやすい「親水基」と油となじみやすい「親油基」で構成され、水にも油にもなじみやすいという性質を持っています。このような界面活性剤の性質は、通常であれば混ざり合うことのない水と油を混ぜ合わす役割としても作用するために、シャンプー剤だけでなくさまざまな化粧品にも活用されています。

 種類 分類
天然物天然界面活性剤
石けん系合成界面活性剤
脂肪酸エステル系合成界面活性剤
アミノ酸系合成界面活性剤
高級アルコール系合成界面活性剤
石油系合成界面活性剤

頭皮に良い成分

界面活性剤は頭皮を洗浄しますが、頭皮の脂を取り除き過ぎてしまう場合もあります。

乾燥を起こしてしまうことでフケやかゆみ、症状が悪化すると抜け毛や薄毛の原因にもなります。そこで頭皮を保湿するための成分が含まれています。保湿以外にも頭皮の血行を促進する成分が入っているものもあります。

医薬部外品に分類される薬用シャンプー剤では、フケやカユミを抑える成分や、育毛成分が配合されています。

髪に有用な成分

シャンプー剤に含まれる髪に有用な成分は2つに分類することができます。

1つは髪の内部に浸透し、髪を補修する成分です。髪の主な成分はタンパク質なので、髪と同じタンパク質系の成分が配合されます。例をあげると加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コムギタンパクなどです。

 

もう1つは、髪の表面をコーティングする成分です。有名なのがシリコンです。その他にもツバキ油やホホバ油などの成分があります。

香料

香料は植物性香料(天然香料)、動物性香料(天然香料)、合成香料に分類されます。香りは人によって好みが分かれますので、どの香りが良いとかは一概に言えません。

また、植物性香料でも人によってはアレルギー反応を引き起こしますし、植物性香料だから良いということも一概に言えません。自分の好みにあった香りのシャンプー剤が一番です。

着色料

着色料を使用しているシャンプー剤は減少傾向にあります。黄ばんだ色だと印象が悪いため着色するものもあります。

防腐剤

シャンプー剤には必ず防腐剤が入っています。防腐剤も「悪」というイメージがありますが、防腐剤が入っていなくて直ぐに細菌が繁殖する方が、よほど人体に対して悪影響を与えます。

パラベンフリーというシャンプーも増えてきていますが防腐剤は大事なのです。

メチルパラベン、エチルパラベンなどがあります

 

それぞれのシャンプーの原材料

それぞれのシャンプーの原材料

 きし
シャンプーの原材料にはさまざまなものがあります。

つま

原材料や成分によって効果などが変わります。

シャンプーの原材料にはさまざまなものがあります。

シャンプーは成分などによって、洗浄効果が高いものや、ヘアケアに特化したもの、スキャルプケアに特化したものなど、さまざまな効果になります。

シャンプーの種類に合わせてお話していきます。

 

高級アルコールシャンプーの原材料

 きし
高級アルコールとは、価格が高価という意味ではなくアルコール分子中の炭素が6つ以上含まれているものを「高級アルコール」と言います。

逆にアルコール分子中の炭素の数が5つ以下のものは「低級アルコール」と言い、高級アルコールの例としては、セタノール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどがあげられます。

 

炭素の数が多ければ多いほど油性のが強くなるので泡立ちが良く、洗浄力も高くなります。

ただし、高級アルコールを界面活性剤の成分としたシャンプーは頭皮への負担や刺激が強いので使用の際は注意が必要です。

ポイントとなる成分

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  • ラウレス硫酸アンモニウム
ラウリル硫酸ナトリウムのほとんどは石油から作られています。

 

石油からラウリルアルコールを生成し、これが高級アルコールと呼ばれるものです。その物質に濃硫酸で化学反応を起こして、ラウリル硫酸エステルを作ります。

さらに、この物質にナトリウムで化学反応を起こして出来上がるのがラウリル硫酸ナトリウムです。

しかし、このラウリル硫酸ナトリウムは頭皮に対して刺激が強すぎるということが問題となり、ラウリル硫酸ナトリウムを元にしてラウレス硫酸ナトリウムが作られました。

ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムは、同じものではなくて、全く違うものです。しかし、高級アルコールから作られるという面では同じなので、現在の「高級アルコール系界面活性剤」になっています。

この成分のほとんどが安価ですが、頭皮に刺激が強いことが特徴です。

つまり高級アルコール系シャンプーは刺激が強いため、頭皮も髪も痛めやすい髪をつくってしまうので、それが多いとされる市販のシャンプーはできれば控えた方が良いということなのです。

 

石けん系シャンプーの原料

 きし
石けん系シャンプーは、「脂肪酸ナトリウム」と「グリセリン」を原料にすることが多いようです。

動植物の油脂に、水酸化ナトリウムを加えることで、脂肪酸ナトリウムができて、さらにグリセリンを取り出すのです。

動植物の油脂の中の成分にはヤシ油、パーム核油、牛脂などがあります、ヤシ油とはココナッツの種から採れた油のことです。

パーム核油とはアブラヤシの種から採れた油のことです。

つまり、自然にも存在しているものを原料としています。そのため頭皮に対して優しいシャンプーとなっています。

ポイントとなる成分

  • 脂肪酸ナトリウム
  • グリセリン
  • 油脂
  • 水酸化ナトリウム
  • 脂肪酸カリウム
  • 純石けん
石けんシャンプーのほとんどはアルカリ性のため、洗い上がりは髪がパサパサになることがよくあります。

石けんシャンプーのメリット

  1. 環境に優しい
  2. 洗浄力が高く洗い上がりが良い
  3. 爽快感がある
  4. 天然原料・無添加安心して使える

石けんシャンプーのデメリット

  1. 洗浄力が高く余分なものまで取り除く
  2. 髪がパサパサになりやすい
  3. ヘアカラーの退色が早い
  4. 皮脂が過剰分泌されやすい

1番問題になってくるのは使用感が悪いことでしょう、使用感が悪いというのは髪がパサつくや頭皮がつっぱるといった刺激が強いことになります。

 

アミノ酸系シャンプーの原料

 きし
アミノ酸系シャンプーに使われている界面活性剤には、「〜グルタミン酸」がよく使われている髪をキレイにするシャンプー剤です。

これはグルタミン酸と脂肪酸を化学合成させたものです。

脂肪酸には、ヤシ油の中のヤシ油脂肪酸が多く使われています。ヤシ油とはココナッツの種から採れた油のことです。原材料はヤシ油が使われることが多いように、自然界にも存在するものを原材料に使っています。

 

そのため、価格は若干高くなりますが、頭皮に対してとても優しいシャンプーになっているんです。

ポイントとなる成分

  • 〜グルタイミン酸
  • 脂肪酸
  • ヤシ油
  • アラニン
  • タウリン
  • グリシン
ただし、このようなお肌への刺激が少ない成分は通常のシャンプーの成分に比べてコストが高いため、その分シャンプーが高価になりがちです。

美容室で扱われているサロン専売シャンプーのほとんどがこのアミノ酸シャンプー、もしくはアミノ酸を多く配合させているシャンプーなのです。

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オーガニック(ボタニカル)シャンプーの原材料

 きし
オーガニックとは、有機栽培で化学肥料や農薬を全く使用しない成分を配合したシャンプーです。ボタニカルシャンプーとは、植物由来の有効成分を配合したシャンプーです。

どちらにも共通しているのは、頭皮や髪に優しいと言われているシャンプーです。

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人体に対する安全性を求める人たちにとっては、無添加よりも基準が厳しいオーガニック(ボタニカル)製品が、人体に安心、安全であるということが魅力でしょう。

自然由来の成分を使用しているため、オーガニックシャンプーは無添加の物が多く毛髪・頭皮に優しい物が特徴です。

ポイントとなる成分

  • ラウロイルメチルアラニンナトリウム
  • ココイルグルタミン酸ナトリウム
  • グリセリン
  • マカデミアナッツ油
  • オレイン酸オレイン
  • グルタミン酸
オーガニック植物を使っていたとしても、成分を抽出するために溶剤が使われている製品や、洗浄力が強い成分を含んでいる製品もあるため、やはり購入の際は「オーガニック」という言葉だけで判断せずに、きちんと内容を確認することが大事であるといえます。

つまり、オーガニックやボタニカルとは、化学合成農法や化学肥料は使わず有機肥料、植物由来などにより土壌の持つ力を活かして栽培された植物を使用したシャンプーのことで、認定を受けた植物成分が入っているものです。

 

終わりに…

シャンプーコンテンツのまとめ

 きし
さまざまなシャンプー剤の原材料についてまとめてみました。

つま

私達がいつも使っているシャンプー剤もこういう風にできているというわけなのです。

シャンプーの原料についてまとめてみました。この中でどのシャンプーを選べばよいのか分からない場合は、とりあえずはアミノ酸系シャンプーかオーガニック・ボタニカルシャンプーが間違いがありません。

美容室においてあるサロン専売シャンプーは、ほぼ全てがアミノ酸シャンプーなので、基本的に良いとされています。

髪や頭皮には優しいのがアミノ酸系シャンプーの特徴になっており、さらにシャンプーの種類の多さから、たくさんの支持を得ているシャンプーの種類になっております。

しかし、髪や頭皮に優しい分、洗浄力の弱さがネックとなっています。

シャンプー成分の表記を見た時に、「ラウリル〜」「石けん」「脂肪酸」が表記の上にあるものには気をつけたほうが良いでしょう。これが表記されているものが全て悪いということはありませんが、注意すべき成分となります。

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成分はバランスが大事になるので、実際に使い続けてみないとわかりませんが、あなたに合ったシャンプー探しの手助けになればと思います。

そんな感じで以上です。

参考になれば幸いです。